資産等報告書についての審査意見書要旨
資産等報告書についての審査意見書要旨
市長等および議員の令和6年資産等報告書の審査を八女市政治倫理審査会に依頼したところ、11月27日付けで審査意見書が提出されたので、その要旨を掲載します。
この審査意見書は、総務課または議会事務局に申請すれば、閲覧することができます。
八女市政治倫理審査会
会長 小原 清信
副会長 篠原 一明
委員 平 親善
委員 野中 静香
委員 松ざき 美登里「ざきは立つ崎」
八女市政治倫理審査会(以下「審査会」)では、八女市長から審査を求められた市長等および議員の「令和6年資産等報告書」について審査を行い、審査の経過および結果を審査意見書として取りまとめました。
資産等報告書の審査
審査会は、八女市政治倫理条例の規定に基づき、市長等3件、議員22件、計25件の資産等報告書について審査を行いました。
審査に際しては、提出された資産等報告書と証明書類とを照合するとともに、疑問点については、過去の報告内容との比較、証明書類を精査する方法により行いました。
審査の経過
第1回審査会では、提出された資産等報告書および証明書類について、まず、審査会の委員が2班に分かれ、それぞれが担当する資産等報告書等を審査し、その後、全体協議の場で検討しました。
資産等報告書の記載漏れや証明書類の提出漏れが一部あったため、該当者に対して照会を行うこととしました。
第2回審査会では、第1回審査会で照会した事項(指摘事項)に対する回答について審査し、これを踏まえて意見書の内容について議論しました。
回答状況
審査会からの照会事項に対し、全て回答がありました。
審査結果
資産等報告書を審査した結果は、次のとおりです。
(1) 資産等報告書はおおむね正確に記載され、証明書類は一部のものを除いて添付されていました。
(2) 資産等報告書の記載漏れや証明書類の提出漏れ、疑問点について該当者に対して照会し、回答を受けました。回答内容はいずれも承認できるものでした。
審査意見
審査の結果、審査会としては、市長等および議員について何ら問題とすべき点はないものと判断しました。
このような意見を出すことができたのは、提出義務者である市長等および議員各位の政治倫理性の高さが現れたものと言うことができ、審査会は、市長等および議員各位に敬意を表します。
ただし、上記のとおり、資産等報告書の記載漏れおよび証明書類の提出漏れが一部ありましたので、提出義務者におかれましては、次年度以降の報告に際しては、十分に注意して資産等報告書を作成されますようお願いいたします。