八女市介護人材育成事業 「信友直子氏講演会」開催のお知らせ
人生100年時代といわれ、わが国は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えており、高齢者から若者まで安心して暮らしていける社会づくりが重要な課題となっています。その中で「介護」の問題は避けて通れないものとなっており、現在、介護現場での人材不足が喫緊の課題となっております。「介護」のイメージをプラスに転換するために、「介護」をテーマとした講演会を開催します。介護や認知症の理解を深めて、これからの長寿社会を見据えたまちづくりを考えてみましょう。
1 日時:令和7年11月16日(日曜日) 12:30~15:30(12:00開場)
2 会場:おりなす八女 ハーモニーホール
3 入場料:無料
4 共催:八女市、八女筑後地区介護保険事業連絡協議会
5 後援:八女市社会福祉法人連絡会、 一般社団法人八女筑後医師会
1部 歌ごえレクササイズ・いわい体操
<出演>
YKB48
長峰保育所のこどもたち
YKB48と、元気な長峰保育所の子どもたちが、楽しく元気に体操をナビゲートします。
どなたでも簡単な動きで楽しめますので、是非、ご参加ください。
YKB48(やめのかわいいばあちゃんたち)
歌ごえレクササイズ💖介護予防のための高齢者の健康体操で活動中。チャリティーコンサートや募金活動も行っています。
4月には「第19回歌ごえレクササイズ"春"」を開催。『人生100年、もっと幸せに! もっと感動を‼」をモットーに活躍中です。
みんなで踊ろう!「いわい体操」
2027年は「磐井の戦い」から1500年!
北部九州最大の「岩戸山古墳」や、八女の英雄「筑紫君磐井(つくしのきみいわい)」を広く知ってもらうため、「いわい体操」を制作しました!
ぜひ、皆さんも踊ってみてください!

2部「ヘルパーという仕事の魅力」
<出演>
八女筑後地区介護保険事業連絡協議会訪問介護部会
訪問介護の仕事の紹介と、仕事の魅力をお伝えします。

一人一人に
向き合って
その方の生活に
寄り添った
支援を行います
3部 信友直子氏講演会
「認知症が私たち家族にくれたギフト」
■信友直子さん プロフィール
1961年広島県呉市生まれ。1984年東京大学文学部卒業。
1986年から映像制作に携わり、フジテレビ「NONFIX」や「ザ・ノンフィクション」で数多くのドキュメンタリー番組を手掛ける。「NONFIX 青山世多加」で放送文化基金賞奨励賞、「ザ・ノンフィクション おっぱいと東京タワー~私の乳がん日記」でニューヨークフェスティバル銀賞・ギャラクシー賞奨励賞を受賞。他に、北朝鮮拉致問題・ひきこもり・若年認知症・ネットカフェ難民などの社会的なテーマから、アキバ系や草食男子などの生態という現代社会の一面を切り取ってきた。

©「ぼけますから、よろしくお願いします。」製作・配給委員会

©「ぼけますから、よろしくお願いします。」製作・配給委員会
「ぼけますから、よろしくお願いします。」映画概要
※当日は、映画上映はありません
広島県呉市。この街で生まれ育った「私」(監督・信友直子)は、ドキュメンタリー制作に携わるテレビディレクター。18歳で大学進学のために上京して以来、40年近く東京暮らしを続けている。一人っ子の娘が、故郷を離れ結婚もせず好きな仕事に没頭している姿を、両親は文句も言わずに遠くから見守っていた…
45歳の時に「私」は乳がんになり、母は上京して不安な「私」に寄り添って看病してくれた。めそめそしてばかりの娘を、母がユーモアたっぷりの愛情で支える姿は、セルフドキュメンタリー「おっぱいと東京タワー~私の乳がん日記」として放送され、大きな反響を呼んだ。その頃から「私」は、故郷の両親との思い出作りのために「家族の記録」を撮り始めたのだが、2013年頃から、撮ったテープの中に少しずつ母のほころびが見え隠れしてきた…
2014年、母はアルツハイマー型認知症の診断を受ける。その時から、90歳を超えた父が80代後半の母の介護をする日々がはじまる。「私」は実家に帰ることも考えるが、父の「(介護は)わしがやる。あんたはあんたの仕事をせい」という言葉に、思い留まる。そして「私」は、両親の記録を撮ることが自分の使命だと思い始めた。
病気であることを突きつけられ苦悩する母、95歳で初めてリンゴの皮をむく父…認知症の患者を抱えた家族の日々を、娘である「私」の視点から丹念に描き、どの家族にも起こりうる普遍的な問題としてとらえたドキュメンタリーは、2016年9月にフジテレビ/関西テレビ「Mr.サンデー」で2週にわたり特集され、大反響を呼んだ。その後、継続取材を行い、2017年10月にBSフジで放送すると、視聴者から再放送希望が殺到。その番組をもとに、映画用に追加取材と再編集を行った完全版である。

