八女市景観計画
はじめに「景観まちづくりの推進を目指して」
- 景観は、自然や歴史文化にもとづくその地域の個性と、住民の生活の価値観が表現されたものです。
- 八女市では、これからのまちづくりの大きな柱に「景観」を掲げており、「景観の資源を市民の皆さんとともに守り、創り、いかす景観づくり」を推進します。私達はこれを「景観まちづくり」と呼び、地域の活性化、景観を支える環境の保全・地域文化の継承、人々の定住の促進を図り、「伝統と躍動の文化都市」の実現 を目指します。この「景観まちづくり」の推進について、ご理解とご協力をお願いします。
「景観まちづくり」の目標像

良好な景観の形成に関する基本構想
- 八女市では、八女市景観計画策定委員会のもと、平成19年度から景観計画の策定に取り組んでいます。
- 「良好な景観の形成に関する基本構想」は、平成19年度の成果として取りまとめたものです。以下にその概略をご紹介します。
景観の基本構成
- 八女市の景観は、地形や水系等の特性によって、大きく「山あい」「八女丘陵」「八女扇状地」の3つに分けられ、それぞれの特性をいかした農林地や集落が展開しています。

<八女丘陵> ・古墳やため池を資源とした景観の保全・創出 ・茶園の眺望景観の保全 ・斜面の樹林地や農地の保全 |
<八女扇状地> ・農村景観の保全・創出 ・河川・水路景観の保全 ・福島地区の歴史的市街地の景観保全・創出 ・魅力ある幹線道路の景観の創出 |
<山あい> ・森林景観の保全 ・河川景観の保全 ・山村景観の保全・創出 ・北川内地区の歴史的市街地の景観保全・創出 |