木造薬師如来立像

薬師如来立像は左の手に薬壺を持ち、病気を治したり苦しみや災いから人々を救う仏とされています。分厚く量感のある体つき、鋭い彫口、手首から先を除く像の全容を、一本の榧の木から掘り出されており、平安時代の初期に作られた仏像の特徴を見せています。

右に月光菩薩、左に日光菩薩が脇待し、この二つの菩薩は、左右を反転させたかのように互いによく似た姿をしています。

谷川寺の本堂に安置され、2月と7月の大祭のときに開帳されます。

県指定有形文化財(彫刻)

(写真)木造薬師如来立像(もくぞうやくしにょらいりつぞう)

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