犬尾城跡

犬尾城は河崎城・犬尾篠山城・生駒(野)城ともいわれました。鎌倉時代初期、黒木助能の嫡男河崎三郎定宗が築いたといわれています。

城は北背南面の山城で、一の曲輪(本丸)の西側に二の曲輪(二の丸)があり、土塁や空堀をめぐらしていました。「常居ノ館ハ城ノ麓ニ在り」(『筑後地鑑』)とありますが、河崎氏の常居の館は東館・西館の字名のある地にあったものと思われ、東館の所在地は平成3年に東館遺跡として発掘調査が行われ、館の一部と見られる石垣や堀が発見されました。

(写真)犬尾城跡

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