武装石人

平成17年に行った鶴見山古墳の発掘調査で出土した石人(石製表飾品)です。阿蘇溶結凝灰岩製で、人の等身大を模していると思われ、大きさは158センチメートルを測ります。

本来、古墳前方部前面に立っていたものと思われますが、古墳築造後、しばらくして引きずり倒されたものと思われ、周溝底に仰向けの状態で出土しました。石人は両手首から先を折られ、顔は硬いもので叩きこわされており、古墳の被葬者に対する何者かの強い怨みが伝わってくるようです。

(写真)武装石人(ぶそうせきじん)

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