石製表飾品

阿蘇溶結凝灰岩でつくられており、通称「石人・石馬」と呼ばれています。

主に岩戸山古墳から100点以上発見されており、円筒埴輪とともに古墳上に立てられていたようです。

通常、1つの古墳から1個体〜数個体しか出土しないとされていますが、岩戸山古墳からの出土数はこれを大幅に超えており、古墳の築造者である筑紫君磐井の威勢が伺えます。

石人・石馬は、土でつくっていた埴輪を石に換え、しかも基本的には実物大でつくった所に特徴があります。種類も人物(武装石人・裸体石人など)、動物(馬・鶏・水鳥・猪など)、器財(靫・盾・刀・壷・蓋など)と豊富で、赤や緑の彩色が残っているものもあります。

(写真)石製表飾品(石人・石馬・石盾・武装石人頭部など)

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