「マイナビ ツール・ド・九州2025」が八女市で開催されます

マイナビ ツール・ド・九州2025とは?
「マイナビ ツール・ド・九州2025」は2025年10月10日から13日にかけて、長崎県、福岡県、熊本県、宮崎県、大分県で開催される国際サイクルロードレースです。
福岡県では、10月11日に筑後市の県営筑後広域公園をスタートし、八女市黒木町の旧国鉄矢部線黒木駅跡をフィニッシュとする約121kmのロードレースが展開されます。
サイクルロードレースは、100名を超える選手たちが一斉にスタートして一般公道など100kmを越えるような長距離を走り、誰がいち早くフィニッシュにたどり着くかを競うシンプルな個人競技です。
このような長距離を走るレースに加え、中心市街地の1周1~3キロメートルの周回コースを走る「クリテリウム」(今回は長崎県で実施)や、時間差でスタートし、フィニッシュまでのタイムを競う「タイムトライアル」などがあります。
世界最高峰のツール・ド・フランスでは、選手たちが来るまでの間、ライブ配信などでレース展開を確認しつつ、BBQなどを楽しみながら選手たちが来ると国旗やチームの旗、メッセージボードを掲げ、熱狂的に応援する姿があちこちで見受けられます。
マイナビ ツール・ド・九州2025も、ヨーロッパをはじめとした海外の有名チームも参加可能なグレードのレース(国内では2つ)であり、世界レベルのアスリートが八女市を駆け抜けるのを間近で観られるまたと無い機会です。ヨーロッパ流の楽しみ方でレース観戦+αを楽しんでみては?
※写真は昨年開催分のもの
サイクルロードレースの魅力
サイクルロードレースは、個人の順位を競う個人競技ですが、実際には各チームがチームの中で一番力のある選手(エース)を勝たせることを目的としたチーム戦となっています。エースを勝たせるためチームが戦略をたてて、ライバルチームと様々な駆け引きを行い、チームとして勝利を目指します。
なぜチーム戦になるのかと言うと、高速で進むサイクルロードレースでは、「空気抵抗」が大きな負担となって選手の体力を奪います。そのため、アシストと呼ばれる選手たちが、隊列を組み風よけとなってエースの前を走って空気抵抗を減らしながら進み、エースの力を温存させ、エースがフィニッシュ前で温存してきた力を爆発させ、トップでのフィニッシュを狙うのです。
各選手は、フィニッシュ手前の加速が得意な「スプリンター」や上り坂を得意とする「クライマー」などのタイプがあり、それぞれの特色を生かし、チームの勝利に貢献するために役割を果たしています。
サイクルロードレースにおける成績の評価は「自分のチームから優勝者を出すこと、もしくはそこに近い順位を獲得すること」であり、仮にその他の選手がサポートする過程でリタイヤしたとしても、そのチームは高く評価されます。
大会日程
2025年10月10日(金曜日):佐世保クリテリウム
2025年10月11日(土曜日):福岡ステージ(筑後市・八女市)
2025年10月12日(日曜日):熊本阿蘇ステージ
2025年10月13日(月曜日):宮崎・大分ステージ
八女市を通るコースについて
筑後市をスタートし八女インター南からバルビゾンの道へ。
八女市上山内の交差点から国道442号を通って黒木町へ入り、周回コースを経て旧国鉄矢部線黒木駅跡でフィニッシュするルートです。
コース詳細は、このページの最下部「福岡ステージ コース詳細」のリンクから、大会公式サイトをご確認ください。
なお、レースが行われる時間の前後で交通規制が実施されます。交通規制については詳細が決まり次第お知らせします。
交通規制時間前後は、周辺道路含め大変な混雑が予想されます。ご迷惑おかけしますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。
観戦マナー
サイクルロードレースは、選手たちが高速で通過するため観戦に注意が必要です。
・コース内は立ち入り禁止です。フェンスがある場合はその外側で。フェンスがない場合でも、特にカーブの内側は選手も最短距離で通過するので、外側で観戦を。
・撮影や応援に熱中してカメラやフラッグなどの応援グッズがコース内に入りこまないように注意してください。
・大会関係車両やバイクは運営上かなりのスピードでコース内を走行します。選手が通過した後も、ご注意ください。
・上り区間は走行スピードが落ち選手が身近に感じられますが、一緒に走りながらの応援や選手に触れたりしないようにしてください。