2015年10月1日南朝の里シンポジウムIN東京

東京の日本橋公会堂において、友好交流都市である奈良県吉野町主催の「南朝の里シンポジウム〜吉野朝廷の哀史を紐解く〜」が開催されました。「〜南朝の都『吉野』と九州の拠点『八女』〜」と題したパネルディスカッションも行われました。

当日は抽選で選ばれた約400名の歴史ファンに来場いただくなか、国指定重要文化財である五条家文書や金烏の御旗、良成親王御陵墓がある大杣公園、懐良親王御墓所など、八女市における南朝の貴重な歴史遺産を紹介するとともに、八女茶やあまおう、電照菊等の特産品、伝統工芸、観光資源等、東京の地でしっかりと八女市のPRを行いました。

昨年9月に行った吉野町との友好都市締結から1年が経ちました。今後も両市町の絆をさらに深め、さまざまな交流事業を行いながら、八女市の情報を積極的に発信していきます。

600年以上もの間、黒木町、矢部村、星野村の奥八女の地で、地域の皆さんがそれぞれに大切に守り、継承してきた南朝の歴史遺産。これまで点で存在していたものを線で結び、八女市全体の大切なものとして後世に引き継いでいくことが今を生きる私たちの役割ではないでしょうか。そして、市民がこれらの歴史遺産に誇りを持てるような取り組みを着実に続けていくことが、歴史・文化の香りが息づく次の新しい八女市を築くことになるでしょう。

シンポジウム

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