2025年12月12日南中学校と高雄市立三民中学校（台湾）が国際交流

12月12日（金曜日）、南中学校において台湾の高雄市立三民中学校との交流事業が行われました。この交流は、三民中学校の訪日教育旅行の一環として、両校の協力により実現したものです。

冒頭の歓迎式では、両校の校長が挨拶し、「今回の交流は、日本と台湾の絆をより深める素晴らしい機会となる」と喜びを語りました。

続いて行われた交流会では、南中の3年生82人がプレゼンテーションを行い、社会科（公民・地方自治）の授業で学習してきた成果を発表する場として八女市の歴史や特産品などの魅力をPRしました。三民中の生徒25人も、英語で自分たちの学校生活や台湾・高雄市の文化について紹介。互いの地域について理解を深め合いました。生徒たちは身振り手振りや英語を交えて積極的にコミュニケーションを図り、会場は終始笑顔に包まれました。

その後、三民中の生徒たちは日本の学校給食も体験し、食文化の違いに触れるひとときを過ごしました。わずか数時間の滞在でしたが、最後は互いに別れを惜しむ姿が見られるなど、言葉や文化の違いを越えて心を通わせる実り多き時間となりました。

市では今後も、こうした異文化交流の機会を積極的に設け、青少年の豊かな国際感覚を育んでいきます。