2024年6月6日、7日駐日外交団による地方視察ツアー(福岡県八女市)を実施しました

八女市では2024年6月6日(木曜日)7日(金曜日)駐日外交団による地方視察ツアーを実施しました。

地方視察ツアーは駐日外交団に地方の歴史、文化、観光、特産品等の多様な魅力を紹介するため外務省と地方自治体の共催で平成22年度から毎年実施しているもので八女市では初めての開催となりました。

11か国から15名の各国大使他が参加し、「茶のくに八女の伝統を巡るツアー」として八女市の歴史、文化、食、産業、観光、特産品等について理解を深めるため関連施設を訪れました。

 

プログラム・訪問先

6月6日(1日目)

酒邸 吟乃香(外務省主催昼食会)

株式会社星野製茶園

茶の文化館(石臼抹茶碾き、ほうじ茶作り)

八女上陽ゴルフ倶楽部(八女市長主催夕食会)

 

6月7日(2日目)

八女中央大茶園

八女伝統工芸館、観光物産館ときめき

白城の里旧大内邸(八女市主催昼食会)

八女福島の白壁の町並み(散策)

株式会社喜多屋(酒蔵見学)

外務省主催昼食会(酒邸 吟乃香)

外務省地方連携室の菱山 聡室長が挨拶を行い、外交団は八女市の特産品である筍や、八女茶うどん、地元酒蔵の酒粕を使ったかす汁を堪能しました。

株式会社 星野製茶園

高級茶として知られる八女伝統本玉露の栽培方法を応用した茶葉で作る抹茶を試飲し、最盛期を迎えた抹茶の製造工場を視察しました。

抹茶の原料碾茶工場見学の様子

茶の文化館

石臼抹茶碾き体験とほうじ茶作り体験を行いました。ひきたての抹茶の爽やかな香りとほうじ茶の香ばしい香りを体感しました。

石臼抹茶碾きの様子

ほうじ茶つくりの様子

八女市長主催夕食会

歓迎夕食会で三田村統之市長は「今後も八女の伝統を継承しながら八女市から世界に向けて発信をおこなっていきますので、これからもぜひ八女市にご注目ください。」と挨拶しました。外交団代表のヨルダン大使館 リーナ・アンナーブ大使よりご参加外交団の紹介とご挨拶をいただきました。その後、八女伝統本玉露で乾杯し、夕食会で親交を深めました。歓迎レクリエーションでは八女市観光大使・馬場美雅氏による民謡「八女茶山唄」と「炭坑節」の披露が行われ、炭坑節の盆踊りの輪に外交団も加わり賑やかな夕食会となりました。

 

八女中央大茶園

八女中央茶協同組合野上邦雄組合長より八女茶の栽培や摘み方について説明を受けた後、実際に茶摘み体験を行いました。体験後は、展望所のカフェGreen Monsterにて大茶園で生産された茶葉の冷茶と一面に広がる茶畑の景色を楽しみました。

八女伝統工芸館・観光物産館ときめき

ガイドツアーによる伝統工芸品の見学と手すき和紙体験を行いました。手すき和紙体験では自身ですいた和紙に押し花をのせたオリジナルのうちわを作成しました。

その後、観光物産館ときめきにて八女茶をはじめとする八女市特産品の買い物を楽しみました。

 

手すき和紙のうちわ作りの様子

八女市主催昼食会(白城の里 旧大内邸)

八女市指定文化財に指定されている白城の里旧大内邸にて昼食会を行いました。「母の膳」と呼ばれる地域に伝わる手作りこんにゃくや、椿寿司、野菜のぬか漬け、天ぷらなどが並び、外交団が八女中央大茶園にて摘み取った茶葉が天ぷらとして振舞われ、大好評でした。

 

八女福島の白壁の町並み散策

江戸時代から続く八女福島の白壁の町並みを散策しました。江戸末期の酒蔵を活用した横町町家交流館、九州最古の茶商であり八女茶の名付け親である茶商 矢部屋 許斐本家このみ園、八女市の指定文化財に登録されている堺屋などを見学しました。

焙煎(ほいろ)での手揉み実演(このみ園)

株式会社喜多屋

創業200年を超える酒蔵喜多屋にて、酒造りのこだわりや海外への輸出状況の説明を受け、4種の日本酒をテイスティングしました。その後、酒蔵見学を行い、酒造りの工程を学びました。

酒蔵のシンボルである杉玉の前で記念撮影

[参考]八女市に訪問いただいた外交団 国名

ヨルダン、モルドバ、アルメニア、ウルグアイ、ペルー、アンゴラ、ルワンダ、ハイチ、スペイン、インド、フィリピン (計11か国)

この記事に関するお問い合わせ先

観光振興課 観光振興係
〒834-0031 福岡県八女市本町2-129番地
八女観光物産館内
電話番号:0943-23-1192
ファックス:0943-22-7311

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