「八女市みんなの学校」学校長任命式を行いました

12月1日に、八女市に「みんなの学校」が開校し、久留米大学4年生の田鍋実花さんが校長として就任されました。

今回の学校長任命は、昨年締結した八女市と久留米大学の包括連携協定に基づき、実現したものです。

任命式では、簑原市長から田鍋さんに任命書が手渡され、「これまで実施した講座が市民の方から好評で、ぜひこの連携事業を八女市全体に広げていきたいと思っています。今後もイベントや講座を通してデジタル技術の推進や、八女市民の生活の質の向上に寄与すること、また、若者と子どもや高齢者など多世代の交流によって地域が活性化し、地域全体の発展につながることを期待しています」 とエールを送られました。

八女市と久留米大学の包括連携協定に基づき、久留米大学の学生サークルteam.csvを中心とした「八女市みんなの学校」を開校します。久留米大学の大学生が校長となり、八女市の様々な地域で講座やイベントを継続的に開催することで、地域住民のスキルアップ・交流の場とするとともに、大学の知・人財・ネットワークを活用し、起業促進・IT人材の育成と地域への還流を目指します。

みんなの学校の活動拠点として、八女市内の遊休公共施設を活用し「校長室」を置くことを予定しています。

【今後の活動予定】小中学生向けプログラミング講座/アントレプレナーシップ講座/動画作成スキルアップ講座/高齢者向けデジタル講座/eスポーツイベント など

久留米大学商学部の木下和也教授のゼミ学生による地域の課題解決を目的としたボランティアサークル。サークル名team.csvの由来は、コンピュータ（C）サイエンス（S）を活用したボランティア（V）を行うチーム（team）を意味しています。

九州・沖縄を中心に、遠方は愛知県瀬戸市や神奈川県横浜市、北海道標津町などの自治体や学校と協働して地域の課題解決のために継続して活動されており、その活動は、学校教育、社会教育、高齢者福祉、地域のDXなど、多岐にわたります。各自治体によるデジタル人材育成事業にも参画し、各種の提案を行い、地域住民に寄り添った活動が評価されています。