定例記者会見の内容(令和5年8月)

令和5年8月の定例記者会見の内容を報告します。

  • 日時 令和5年7月27日(木曜日)15時00分~
  • 会場 八女市役所 第一研修室
  • 八女市の出席者 副市長、教育長、各部長、担当課長等

1.副市長あいさつ

まず、今月7日からの大雨につきましては、梅雨前線の活動に線状降水帯の発生が重なり、九州北部は記録的な大雨となりました。各地で土砂災害や河川の氾濫が相次ぎ、甚大な被害が発生いたしました。この度の災害によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々が一日も早く平穏な日常を取り戻されることを心から願っています。

 

本市でも大雨特別警報が発令され、住宅の浸水、道路、河川の損壊や上陽地区の一部では一時孤立集落が発生するなど、多くの被害が発生しました。幸いにも人的被害はなかったものの、道路、河川、農地、林道などかなりの被害件数が確認されています。被害状況の詳細につきましては、この後、担当課よりご報告させていただきます。市としましては、何よりも最優先に一日も早い早期復旧に全力を尽くしていきます。併せて、本市の災害支援策の一つとして、上陽地区をはじめとした浸水被害家屋に竹炭を配布する準備を進めています。竹炭は床上浸水した家屋等の床下に散布することにより消臭、殺菌、除湿などの効果が期待されます。同様に、広川町に対しても竹炭を支援物資として配布する予定であり協議を進めているところです。

 

また、先月の記者会見でご報告しました、「福岡の八女茶発祥600年祭実行委員会」訪問団による中国蘇州市への表敬訪問につきましては、予定通り黒木町の霊巌寺で祈願した八女茶を中国の霊巌山寺に奉納し、先人への感謝と八女茶の更なる発展を祈願し、現地での厚遇を賜り、十分目的を達成し帰国したことをご報告します。なお、10月28日に開催予定「[福岡の八女茶発祥600年祭記念式典」で、霊巌寺での八女茶祈願の様子や霊巌山寺・呉中区訪問の様子などをご紹介する予定で準備を進めていますので、報道機関の皆様方には式典開催の折には取材等のご協力をお願いします。

 

さて、新型コロナウイルス感染症につきましては、現在も感染者の増加傾向が継続している状況です。今後、夏休み期間に入ったこともあり、旅行や帰省で移動する機会が増え、さらに感染が拡大する恐れがあります。専門家の見解でも「第9波に入った」との指摘もあるため、今後も気を緩めることなく、場面に応じたマスクの着用や室内の換気、手洗いなどの基本的な感染対策を講じながら、地域の賑わいづくり、地域経済の活性化に努めていきます。

副市長

2.報告事項

(1)令和5年7月7日からの大雨概況

(2)八女茶発祥600年記念事業 第34回 茶のくに八女ハーフマラソン

(3)八女市イベント

3.質疑応答

質問)建物が3棟被災しているが、今現在の避難者の状況は。
回答)現在避難所への避難者はいません。市の災害支援により1世帯3名が市営住宅にお住まいになっています。今後相談がありましたら同様の支援を行います。

質問)現在の上陽町の道路の復旧状況は、またボランティアの呼びかけは。
回答)県道の通行止めが数カ所あります。市道についても通行止めはありますが、順次応急工事・迂回道路の整備を行っており、集落間は遠回りになりますが行き来できる状況です。また、ボランティアは社会福祉協議会が受け入れを行っています。登録されているボランティアが既に作業を行っており、要請のあった場所については終了しています。

質問)学校の休校の判断は適切だったか
回答)今回の大雨では、小・中・義務教育学校の4校が休校となりましたが、それぞれの学校長判断で休校となりました。近年の大雨等については判断が難しいため、休校の判断基準をそろえる方向で検討していきます。

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