お知らせ【立花町白木コンポストトイレ設置】

令和5年4月16日、立花町白木のキウイ畑で土に還るコンポストトイレのお披露目会が行われました。

地域に滞在し、農家さんのお手伝いをしながら農作業体験を行う『ムラ暮らしインターン』研修生らが製作しました。

『ムラ暮らしインターン』とは、（一社）九州のムラが実施する移住や就農に関心のある方々を対象に関係人口拡大により農村部の活性化を目指し、「暮らす」と「働く（農業）」を2週間で体験できるプログラムです。

令和3年度に実施した研修の参加者が全員女性でトイレが園地から遠く、皆が作業しているときに気軽にトイレに行き辛いといった声がきっかけで製作することになりました。

令和4年10月から令和5年1月の研修期間を利用し、福岡市・北九州市から参加した4名が、地元の大工さんの助けを借りながら基礎打ち、組み上げまですべて人力で作り上げました。

コンポストトイレとは

水を使わずに微生物の力で排泄物を分解するものです。

消臭性や通気性を高めるために地元の竹炭を使い、分解を促すことで水分を蒸発させ、養分を含む堆肥としてリサイクルできます。

地域に滞在し、農家さんのお手伝いをしながら農作業体験研修を行う『ムラ暮らしインターン』は令和3年度から実施されています。令和4年度には辺春地域でも農作業体験を実施し、これまで全国から19名が参加しています。

研修参加者、地元農業従事者、新規就農者らなどでチーム「八女グリーンファーマーズ」を結成し、農業や里山の暮らしについて意見交換を行うほか、農繁期に援農をする関係性を築き、農家と都市住民とが連携したチーム作りに撮り組まれています。

立花支所地域振興係
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