八女市消費生活センターからのお知らせです
令和3年度に八女市消費生活センターに寄せられた相談の概要についてお知らせします。
1 相談件数
総計:417件(前年度495件)
2 消費者トラブルに遭った方の年代
1位:70歳代
2位:60歳代
3位:40歳代
前年度と比べると変化は有りませんでした。ただし、10代から40代までの若年者がトラブルに遭う件数は少しずつ増加してきています。
3 トラブルが起きた販売形態
1位:通信販売
2位:店舗での購入
3位:訪問販売
前年度までは店舗での購入が一位でしたが、令和3年度では初めて通信販売が一位になりました。
多くの年代の方々の間でインターネットやテレビショッピングなど在宅でのお買い物の利用が広がっていることがうかがえます。
また訪問販売や電話勧誘販売、マルチ商法など悪質商法につながりやすい販売方法でのトラブルは毎年、一定数起きています。
4 トラブルになった商品・サービス
1位:教養娯楽品(新聞、雑誌、携帯電話など)
2位:通信契約
3位:保健衛生品(マスクや美容品)
4位:デジタルコンテンツ
教養娯楽品では、新聞購読契約、スマートフォンやパソコンなど電子機器の購入に関する相談が寄せられました。また例年同様、サプリメントの定期購入に関するトラブルも多数ご相談が寄せられました。
【 相談の一例 】
〇訪問販売でのトラブル
「80代の母が新聞購読契約をしていた。販売店に事情を話して解約してほしいと申し出たが『契約書に署名捺印をもらっているので契約は有効だ』と解約に応じてもらえなかった。
〇電話勧誘販売でのトラブル
「電力会社の関連会社を名乗って『電力料金の明細書を見せてほしい。もっと電気料金が安くなる』といわれたので疑わず契約した。あとから、もともと契約していた電力会社とは関係ないことがわかった。解約したいが違約金が1万8千円かかるという。
〇通信販売のトラブル
「小学生の孫が、自分のクレジットカードを勝手に使いゲームで16万円課金をしていた。取り消しできないか」
消費者トラブルは、八女市消費生活センターに相談してください。
相談は無料でプライバシーは厳守いたします。