「粗暴運転・めいわく交通」追放宣言に関する決議
県下の交通事故は、昭和53年以降増加の一途をたどり、特に、昭和55年、同56年と交通事故死者数が連続して増加するなど厳しい情勢にあり、このまま推移すれば昭和57年には更に深刻な事態を迎えることは必至である。このような傾向は八女市においても同様で、近年増加の兆しを見せるなど、憂慮にたえない状況にある。
この厳しい現状を克服し、安全な郷土を築くためには重大事故に直接に結びつく無免許酒酔い及び青少年の暴走運転に代表される道路環境を無視した高速走行等の危険、粗暴運転を徹底的に追放し、併せて交通秩序を著しく阻害するめいわく交通についてもこれが排除に努めていくことが肝要である。
交通事故をなくす福岡県県民運動本部でも、「粗暴運転・めいわく交通」の追放に重点をおき、実施機関・団体の総力を結集し、新たな決意をもって県民運動として強力に展開されている。
我々もこの趣旨に賛同するものである。
よつて、ここに「粗暴運転・めいわく交通」の追放を決意し、市民の総力をあげて、この運動に積極的に参加し、運動の成功を期することを宣言するものである。
福岡県八女市議会