コミュニケーション支援ボードの活用について
八女市は、障がいの有無に関係なく、すべての方が安心して住み慣れた地域で生活できる地域共生社会の実現を目指しています。
災害時、避難所において、知的障がいや聴覚障がいがある方や、高齢者、外国の方など、話し言葉によるコミュニケーションを苦手とする方が、自分の意思や状況をうまく伝えることができなかったり、コミュニケーションが取れないなど、避難所生活を送るうえで不便さや不安を感じることが考えられます。
そこで、八女市では、災害時に避難所で使用できるコミュニケーション支援ボードを作成しました。
これらのコミュニケーション支援ボードは、八女市の自主避難所・指定避難所に配置していますので、安心して避難してください。
コミュニケーション支援ボードとは
コミュニケーション支援ボードとは、知的障がい者、自閉症、聴覚障がい者、高齢者、外国人など、話し言葉によるコミュニケーションを苦手とする方とコミュニケーションを図るために作成された図版です。
指さしして用いることが想定されており、イラストに加え、簡易な日本語、英語が記載されています。
イラストには、支援してほしいことや知ってほしいことを意思表示できるものがあり、避難所内でスタッフや避難者と円滑にコミュニケーションが図られるものとなっています。
また、受付時に記入する受付表をリンクしたイラストになっており、感染症対策や個人情報提供への同意などをきちんと伝えることができます。

コミュニケーション支援ボードの内容
コミュニケーション支援ボードでは、主に次の内容を伝えることができます。
・避難者受付表の記載内容の説明
・持病や障がいの有無、その他避難所スタッフに伝えておきたいこと
・体調が悪くなった時の状況説明(頭が痛い、怪我した、寒いなど)
・避難所での用件(相談したい、財布を落としたなど)
・文字、数字のボード