定例記者会見の内容(令和4年2月)

令和4年2月の定例記者会見の内容を報告します。

  • 日時 令和4年1月27日(木曜日)13時30分~
  • 会場 八女市役所 205会議室
  • 八女市の出席者 市長、副市長、各部長、担当課長等

1.市長あいさつ

新型コロナウイルス感染症については、非常に感染力が強いとされる「オミクロン株」の流行により、これまでに経験したことのない速さで感染が拡大しています。昨日、国内の新規感染者数が、初めて7万人を超え、病床使用率についても全国的に上昇してきているところです。
このような状況を受け、現在、34の都道府県に「まん延防止等重点措置」の適用が決定しています。本県においては、今月20日に県独自の「コロナ警報」が発動され、既に24日から飲食店への時短要請等が始まっていますが、「重点措置」については、本日から来月20日までを期限として適用されることとなっています。
今回の感染拡大については、10代、20代という若年層の感染割合が増えていること、また保育園児や小学校低学年など、子どもの感染も多くなり、保育所や小学校の運営にも大きな影響が出ているところです。さらにはワクチン2回接種済みの方のブレークスルー感染も目立ってきています。
オミクロン株は、重症化リスクが低いと言われていますが、このペースで感染拡大が続けば、医療体制に重大な影響を与えること、また、福祉施設・企業・学校など、社会・経済の基盤となるさまざまな領域への影響が懸念されています。
「第6波」と言われるこの厳しい状況を乗り切るためには、マスク着用、こまめな手指消毒、三密の回避など、基本的な感染防止対策の徹底と共に、一人一人の自覚と責任ある行動が重要であると考えています。
市民の皆さまには、現在の状況をご理解いただき、引き続き感染防止に向けた取り組みをお願いします。

ワクチン接種については、医療従事者や高齢者施設の入所者等を対象に、3回目の接種を既に開始しているところですが、2月からは、65歳以上の方の接種を開始します。今後、国の方針に基づき2回目接種完了後の間隔を短縮し、64歳以下の方を含め、できるだけ早く3回目の接種ができるよう、取り組みを進めていきます。

一方で、コロナ禍で打撃を受ける地域経済への支援も大変重要な課題です。1月21日に開催した臨時議会では、電子版プレミアム付き商品券を追加発行する補正予算を承認いただきました。
3月定例議会では各種のコロナ対策費を盛り込んだ新年度および補正予算を提案することとしています。今後も感染状況を踏まえ、地域の実情に応じた施策を実施しながら、市民、事業者の皆さまとともに、この難局を乗り越えていきたいと考えています。

次に、庁舎建設については、皆さまには既にご案内していますが、2月7日に安全祈願祭が開催されることとなっています。これを皮切りに、いよいよ本格的に本体工事がスタートします。今後、令和6年5月の供用開始、令和7年2月の全工事完了を目指して事業を進めていきます。

最後に、先般、第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会、いわゆる春高バレーが開催されましたが、福岡県代表として出場した八女学院高校女子バレー部が、初出場ながら見事に「ベスト8」という素晴らしい成績を収めました。
先日20日に、選手・学校関係者の皆さんが、結果報告のため来庁され、私からも八女学院の活躍、見事な戦いぶりを称え、市民に夢と感動を与えてくれたことに対し、感謝の気持ちをお伝えしました。八女学院高校女子バレー部の、今後の益々の活躍を期待しています。

定例記者会見の様子

2.報告事項

(1)新型コロナウイルス感染症対策について

(2)八女本舗×出前館コラボ企画 無料宅配サービス開始

(3)八女市イベント情報

3.質疑応答

質問)エッセンシャルワーカーの優先接種についての周知方法は。
回答)ホームページやLINEにてお知らせしている。また、関係各課へ周知を依頼している。

質問)田崎廣助美術館での写実絵画展示は何回目か。
回答)今回初めて。若い人の間で話題となっており、若い人にも美術館へ足を運んでほしいと考え、開催に至った。コロナ禍にも配慮し、市の公式YouTubeにて展示会場の様子を発信できればと考えている。

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