定例記者会見の内容(令和3年10月)

令和3年10月の定例記者会見の内容を報告します。

  • 日時 令和3年9月28日(火曜日)13時30分~
  • 会場 八女市役所 205会議室
  • 八女市の出席者 市長、副市長、各部長、担当課長等

1.市長あいさつ

 

新型コロナウイルス感染症につきましては、本県においても緊急事態措置が今月末まで延長されていますが、これらの取り組み、あわせてワクチン接種の進展等により、新規感染者数や病床使用率等の指標も大幅に改善しています。
本市におきましても、新規感染者数については、最盛期に比べ、かなり減少してきております。現在の状況としては、主にワクチン接種率が比較的低い、若い世代の感染が見られておりますが、一部には既に接種済みの方への感染、いわゆる「ブレイクスルー感染」も確認されております。
緊急事態措置についても、報道では今月末で解除される見通しとなっていますが、市民の皆様には、引き続き、マスク着用、手洗い、3密の回避など、基本的な感染対策に取り組んでいただきますようお願いしてまいりたいと考えております。
ワクチン接種の取り組みにつきましては、後ほど担当課より詳細の説明をいたしますが、市民の皆様のご理解、また医療従事者の皆様のご協力により、順調に進んでいます。
昨日時点で、市の人口における2回目の接種率については、59.8%と、全国、福岡県の平均を上回る接種率となっており、このペースでいきますと、10月末にはおおむね希望される方の接種が完了すると見込んでおります。引き続き医療機関と連携し接種の推進に取り組んでまいりたいと考えております。

また、新型コロナウイルス感染症の緊急支援策につきましては、先般の9月議会の最終日に「第10弾」となる支援策を含む補正予算を追加提案し、ご承認いただいたところでございます。
まず、新型コロナウイルス感染症による自宅療養者及び濃厚接触者への支援として、フードバンク事業を活用して食料品や生活必需品をお届けする「新型コロナウイルス感染症自宅療養者等支援事業」に新たに取り組みます。
また、すでに実施しておりますPCRスクリーニング検査につきましては、検査回数の上限を3回から6回に引き上げるとともに、検査対象を市内の各事業所、各種団体の職員等から市内の保育所、学校等の児童生徒にまで拡大いたします。
併せて、新型コロナウイルス感染症検査助成事業におきましても、検査料に対する助成を拡充し、本人負担額をこれまでの半額とすることで、検査を受けやすい環境整備を図ってまいります。
さらに、農業者への支援として、緊急事態措置に伴い、売り上げが減少した農家に支援金を交付する「新型コロナウイルス感染症対応農業生産支援金交付事業」、生活困窮世帯への支援として、国の生活困窮者自立支援金の受給が終了した世帯に、市独自で国と同様の応援金を3か月間継続して支給する「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援応援金支給事業」、子育て世代への支援として、ワクチン接種の際、ファミリーサポートセンターに子どもを預ける場合の利用料金を市が負担する「新型コロナウイルスワクチン接種子育て世代応援券交付事業」に新たに取り組んでまいります。
これら市独自施策につきましては、1億1,887万円の事業規模となり、これまでに取り組んでいる施策と合わせますと、24億7,410万円の事業規模となります。

市といたしましては、国から交付される新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用を中心に、ふるさと支援寄付基金、財政調整基金の活用等、可能な限りの財源確保に努め、関係機関と連携を図りながら、感染症対策に全庁一丸となって取り組んでまいります。

定例記者会見の様子

2.報告事項

(1)八女市新型コロナウイルス感染症総合対策第10弾および新型コロナワクチン接種について

(2)八女シニアドライビングスクール

(3)八女市イベント情報

3.質疑応答

質問)新型コロナウイルスワクチンの接種状況について。
回答)10月末日までにはワクチン接種対象者の約79%がワクチン接種を終了する予定

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