定例記者会見の内容(令和3年2月)

令和3年2月の定例記者会見の内容を報告します。

  • 日時 令和3年1月28日(木曜日)13:30~
  • 会場 八女市役所205会議室
  • 八女市の出席者 市長、副市長、教育長、各部長、担当課長等

1.市長あいさつ

 報道各社の皆様には、八女市の情報発信等、日頃からご協力いただいておりますことに、厚くお礼申し上げます。また、本日は大変お忙しい中にお集まりいただき、心より感謝申し上げます。

新型コロナウイルス感染拡大が全国的に急増しているなか、1月13日、福岡県を対象に「緊急事態宣言」が再発出されました。八女市におきましても、新規の陽性患者が急増しており、昨日時点での累計が52名となっております。また、グループホームいずんじま、公立八女総合病院、八女リハビリ病院と、市内で3件のクラスターが発生しており、今後の感染拡大について大変憂慮しておるところでございます。

今回の宣言を受けまして、市民の皆様へは、生活や健康の維持に必要な場合を除いた、不要不急の外出・移動の自粛、特に、20時以降の不要不急の外出自粛の徹底、また、これまでもお願いしておりました「三密の回避」、「マスク着用」、「手洗いなどの手指衛生」等、基本的な感染対策の徹底について、FM八女、ホームページ、広報等でご協力をお願いしているところでございます。

また、事業所の皆様へは、福岡県より飲食店・喫茶店等を対象に、営業時間の20時までの短縮、酒類の提供は11時から19時までという要請がなされております。これらの事業者の皆様には、先行きの見えない困難と不安の中で、さらなるご負担をおかけすることとなりますが、「福岡県感染拡大防止協力金」を活用していただくなどして、何卒ご協力をお願いしたいと考えております。

なお、ワクチンにつきましては、国の方で調達等が進められておりますが、現在、本市においても国・県、医師会、医療機関等と連携しながら接種体制の整備を進めております。ただ、情報によりますとワクチンの確保がかなり遅れる可能性もあるということで、危惧をしているところです。今後、「新型コロナウイルス感染症対策本部」でさらに取り組みを進め、国が示すスケジュールに沿って着実に実施できるよう努めてまいります。
今回の宣言は、2月7日が期限となっておりますが、感染状況や病床の逼迫度合い等によっては、期間の延長も検討されているようでございます。引き続きこれらの動向を注視すると共に、国県と連携を図りながら、基礎自治体として万全の対応を取ってまいりたいと考えております。

また、今後、市内各地で行われる春のイベントや行事についても、様々な影響が出てくると思っております。これらにつきましても関係団体と協議を重ねながら、対応してまいりたいと考えております。今回、八女市ではコロナウイルス感染者が最近になって急激に増加しています。特にクラスターが3件ということは、重要視しなければならないと考え、今後もしっかりと取り組んでまいりたいと思います。

定例記者会見の様子

2.報告事項

(1)雛の里・八女ぼんぼりまつり

(2)俺のテイクアウト

(3)八女市イベント情報(2月)

3.質疑応答

質問)新型コロナウイルス感染症が今月になり増えているが、市としては今後どのように取り組んでいくのか。
回答)医療機関や高齢者施設では、どうしても職員と患者や入所者の濃厚接触は避けらず、感染対策を行ってはいるが無症状の期間に感染を広げていることがある。市としては対策本部会議を開きながら、国県の示している大原則を市民にお願いしている。八女消防本部とも協議を行い、救急搬送については受け入れてもらえる医療機関の確保、通常診療に関しても地元医師会と連携を図りながら、市民が困らないように受け入れ態勢を整えてもらっている。

質問)ワクチン接種の進め方は。
回答)中山間地をかかえる八女市でどのような形で接種をしていくのか、地元医師会や県と十分協議しながら接種態勢を整えていく。

質問)ぼんぼりまつりのメイン会場はあるのか。
回答)今回はパレードなど実施せず、福島八幡宮での結婚式がメインとなっている。十分に感染対策を行いながらまつりを実施する。

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