定例記者会見の内容(令和2年9月)

令和2年9月の定例記者会見の内容を報告します。

  • 日時 8月24日(月曜日)午後2時~
  • 会場 おりなす八女 はちひめホール
  • 八女市の出席者 市長、副市長、各部長、担当課長等

1.市長あいさつ

報道機関の皆さまには、日頃から八女市の情報発信にご協力いただいておりますことに厚くお礼申し上げます。

さて、新型コロナウイルス感染症についてですが、現在、国内外で感染が再拡大している状況です。県内・筑後地域においても陽性者が増加しており、いわゆる感染第2波への備えが重要な時期だと考えております。八女市でもこれまでに3名の陽性者が確認されております。感染された方には心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い回復をお祈りいたします。

市民の皆さまには、引き続きマスクの着用、手洗い、三密を避ける行動など、さらなる感染防止対策をお願いするとともに、正しい情報に基づいた冷静な行動と、感染者やそのご家族のプライバシー保護や人権の尊重にご配慮いただきますよう重ねてお願いしているところです。

新型コロナウイルス感染症の緊急支援策については、これまで国・県の支援策に加え、各分野において市独自の支援策を実施してまいりました。この度、さらに支援の対象を拡大し、市民生活の安定を図るため、第4弾の支援策を策定しました。概要についてご報告します。

最初に八女市独自施策です。
まず、行政区等、地域コミュニティに対する支援策として、1行政区につき10万円を基本として自治公民館数に応じて5万円を加算して交付する新型コロナウイルス感染症対策地域活動支援金事業、自主防災組織に最大30万円を交付する新型コロナウイルス感染症対策自主防災組織活動支援金事業、さらに、消防団活動における感染症対策として、マスク、手指消毒剤、非接触式体温計を配布します。
また、対面での納付を避けることにより、感染防止を図るため、携帯キャッシュレスアプリを活用した市税等キャッシュレス化推進事業を実施します。
次に、子育て関連分野ですが、保育等に携わっている従事者への支援を目的に、保育所等を通じて、その規模に応じた応援金を交付する新型コロナウイルス感染症対策保育所等応援金事業、妊産婦に対しひとり5万円を交付する新型コロナウイルス感染症対策妊産婦応援金事業を実施します。
このほか、第1弾の支援策で実施した市内事業所に対するがんばるバイ八女応援金について、400事業所分の予算を追加計上します。これら市独自の施策については、約1億8,847万円の事業規模となり、既に取り組んでいる施策と合わせると約12億6,653万円の事業規模となります。

次に、国県補助事業についてご説明します。
介護施設等における簡易陰圧装置の設置に対して補助金を交付する地域密着型施設等整備補助金事業、家庭児童相談室において、テレビ電話による相談支援体制の構築を図る児童虐待防止対策支援事業、母子生活支援施設におけるオンライン学習に対応する通信環境を整備する母子生活支援施設運営事業、児童福祉施設等においてマスクや消毒液などの衛生用品や感染防止のための備品購入に対して費用負担を行う新型コロナウイルス感染症包括支援事業を実施します。
また、教育分野への支援として、市立学校における感染症対策・学習保障に係る支援事業、また、学びの保障に必要な人員体制の強化として市立学校学習指導員等配置事業を実施します。
これら国県補助事業については、約7,842万円の事業規模となり、既に取り組んでいる施策と合わせますと約69億5,947万円の事業規模となります。

以上、ご説明しました支援策については8月26日開催の定例議会に補正予算を提出し、議会の理解を得ながら進めてまいります。
市としましては、国から交付される新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用を中心に、ふるさと支援寄付基金、財政調整基金の活用等、可能な限りの財源確保に努め、関係機関と連携を図りながら、感染症対策に全庁一丸となって取り組んでまいります。

次に、市内に多くの被害をもたらした「令和2年7月豪雨」につきましては、おおむね被害調査が終了し、公共土木施設、農地農業用施設、林道施設におきまして約750か所、68億円程度の被害を確認しました。現在、国庫補助事業について災害査定の準備を進めているところで、一日も早い復旧に努めてまいりたいと考えています。

また、事前の告知となりますが、岩戸山歴史文化交流館「いわいの郷」開館5周年記念事業につきましては、合併10周年記念事業として、10月17日に開催を予定しています。「磐井に迫る」と題して、講演会とシンポジウムを行う予定です。当日は、磐井が戦った継体大王が眠る大阪府高槻市の濱田市長にも来ていただく予定です。詳しくは改めてお知らせしますので、よろしくお願いします。

最後に、新規事業について一つご紹介させていただきます。この度、八女市では西鉄バスと株式会社カヤックとの協働事業により、西鉄バス福島停留所に、10月11日、コミュニティライブラリーを併設した「関係人口創出拠点施設(つながるバス停)」をオープンいたします。魅力ある情報発信と地域の賑わい創出を目指すもので、地域通貨サービスを利用できる施設となっています。詳細はこの記者会見終了後に、担当課から説明をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。

記者会見市長の様子

2.報告事項

(1)令和2年第5回八女市議会定例会

(2)八女市イベント情報(9月)

3.質疑応答

質問)今回の緊急支援策第4弾の趣旨は。
回答) 市内でも感染者が発生したことを受け、日常生活における市民の方の感染防止対策への支援を行うもの。

質問)麻生池のオグラコウホネの開花状況は。
回答) 早朝や夕方の涼しい時間帯に咲いていることが多い。

4.次回予定

  • 日時 9月24日(木曜日)午後1時30分~
  • 会場 205会議室

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