「大淵献燈祭」(令和5年8月22日更新)

こんにちは。八女市長の三田村です。

8月14日、八女市大淵体験交流施設「げんき館おおぶち」グラウンドにおいて「第10回 大淵献燈祭」が行われました。

この献燈祭は地域住民の皆さまで構成された実行委員会によって運営されており、今年で10回目の開催となりました。

大淵献燈祭とは、お盆には故人の御霊が帰ってくると言い伝えられていますが、お盆にお帰りになった御霊を感謝と畏敬の念をもってお送りするもので、故人のお名前などを貼った高さ約1.8メートル、直径約1.2メートルほどの灯篭に灯をともし、空中へ舞い上げて「精霊」をお送りするものです。

また、この灯篭は八女が誇る伝統工芸である「手漉き和紙」と、大淵地区に受け継がれる「竹ひご」の加工技術が掛け合わされており、地元の方々によって一つ一つ丁寧に作られています。

夜空に浮かび上がる灯篭は幻想的で、私はその美しい光景に圧倒されました。このような取り組みは地域の方々の強い絆のたまものであり、次世代を担う子どもたちにもしっかりと引き継いでいかなければなりません。

市といたしましても、先人への感謝を忘れず、ふるさとの魅力ある取り組みを通じて人と人の絆を深め、さらには地域活性化につながっていくよう支援を行ってまいりたいと考えています。
 

令和5年「第10回 大淵献燈祭」夜空に浮かぶ燈火
令和5年「第10回 大淵献燈祭」の準備を見守る三田村市長
令和5年「第10回 大淵献燈祭」の様子

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