「核なき世界を目指して」(令和5年8月9日更新)

こんにちは。八女市長の三田村です。

8月6日、星のふるさと公園平和の広場において、八女市平和祈念式典を行いました。昭和20年8月6日午前8時15分、広島に人類史上初めて原子爆弾が投下され、広島を焦土と化したその火が、遠く離れた星野村で今もなお、燃え続けています。

この火は星野村で生まれ育った故山本達雄氏によって広島から星野村へ持ち帰られ、原爆犠牲者の供養の火として23年間、ご家族とともに守り灯されてきました。その意志は平和への願いとともに、昭和43年に星野村へ、平成22年には八女市へと引き継がれ、現在も争いのない平和な世界を願って平和の塔に灯されています。

しかし、私たちの願いとは裏腹に世界の情勢は厳しさを増しています。ロシアによるウクライナへの侵攻では、核兵器の使用を示唆する威嚇により、核抑止力への依存を強める動きが懸念されてます。また、世界の一部地域では今も戦争により尊い命が失われていることも事実です。

恒久平和は私たち人類の永遠の願いです。また、次世代を担う子どもたちに平和の尊さや戦争の愚かさなどを伝えていくことは私たちの責務です。
これからも平和事業を積極的に推進し、平和で穏やかな地域社会の実現を目指してまいります。そして、平和の火を八女市民の平和祈願のシンボルとして、これからも永遠に灯し続けてまいります。
 

八女市平和祈念式典の市長挨拶の様子
八女市平和祈念式典の様子
八女市平和祈念式典の様子

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