美しい故郷を未来へつなぐ(令和5年1月30日更新)

1月28日、おりなす八女において、「地球さんご賞2022第1回九州・沖縄地区表彰式」が開催されました。

地球さんご賞とは、人間がもつ三つの能力(見る・考える・行動する)で、人類が直面している五つの地球環境問題(地球温暖化・海洋汚染・水質汚染・大気汚染・森林破壊)に立ち向かうことを意味し、生命にとって大切な地球環境について文章を書くことで、かけがえのない命や自然の大切さを考えよう、そして、小・中学生が書いた文章を通して語り合い、一人でも多くの人々と共により良い地球を次の世代に渡していくことを目的としたプロジェクトです。

今回の表彰式は、黒木町出身の直木賞作家安部龍太郎先生が、地球さんご賞本部実行委員会の設立及び活動にご尽力され、地元関係者の皆さまを中心として設立された地球さんご賞八女実行員会が取組まれている活動の一つです。
合計52校、1,475点の応募作品の中から、見事53名の方が受賞されました。
また、表彰式終了後には、福岡市出身のピアニスト、管谷怜子さんによるピアノの演奏も受賞者にプレゼントされ、受賞に花を添える華やかな表彰式となりました。

安部先生による講評の中で、この美しい地球を守り、次の世代の子どもたちへつないでいく事が、今回受賞された子どもたち世代の重要な使命であるとのお話がありました。

現在、八女市が「第5次八女市総合計画」に基づき取り組んでいるあらゆる施策も、美しい自然、豊かな農産物、伝統工芸や誇り高き歴史・文化など、数えきれないほどの宝、恵みの数々を、次の世代の子どもたちにしっかりと引き継いでいくために取り組んでいるものです。
これからも、未来を見据えた基盤づくりと八女の魅力を発信する事業を着実に実施してまいりたいと考えています。

表彰式にて挨拶する三田村市長
安部先生による講評の様子

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