「平和への願い」(令和4年8月10日更新)

こんにちは。八女市長の三田村です。

8月6日、星のふるさと公園平和の広場において、八女市平和祈念式典を行いました。昭和20年8月6日午前8時15分、広島に人類史上初めて原子爆弾が投下され、広島を焦土と化したその火が遠く離れた星野村で、今もなお燃え続けています。

この火は星野村で生まれ育った故山本達雄氏によって広島から星野村へ持ち帰られ、原爆犠牲者の供養の火として23年間、ご家族とともに守り灯されてきました。その意志は平和への願いとともに昭和43年に星野村へ、平成22年には八女市へと引き継がれ、現在も争いのない平和な世界を願って平和の塔に灯されています。

しかし、ロシアによるウクライナ侵攻をはじめ、世界の一部の地域では、今もなお戦争により尊い命が失われています。戦後77年を迎え、戦争を経験された方々も年々少なくなられています。私たちはその方々の経験を次世代へと伝えていき、戦争による平和は絶対にないことを語り伝えていく責務があります。

世界恒久平和は全人類の共通の願いです。これからも平和事業を積極的に推進していくとともに、平和の火を八女市民の平和祈願のシンボルとして、永遠に灯し続けてまいります。

平和記念式典にて挨拶する様子
平和記念式典の様子

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