地域づくりにかける想い(令和3年11月17日更新)

こんにちは。八女市長の三田村です。

11月15日、過疎地域優良事例表彰の伝達式を行いました。これは、黒木町大淵区の地域づくり活動が、過疎地域の先進的事例として認められ、全国過疎地域連盟会長賞(全国で6団体)を受賞されたものです。

農業資源を活用し、耕作されなくなった棚田を開墾して米や花を栽培する「コメ花プロジェクト」、地域を守り続けた故人に感謝し、和紙で制作した大きな燈籠を夜空に掲げる「大淵献燈祭」の開催など、皆さんの想いが込められた取り組みが高く評価され、私も大変嬉しく思っています。

全国的に進む「人口減少」は、大淵区においても大きな課題ですが、地域を元気にするために、同じ志を持った仲間と新しい伝統文化を生み出す地域の方々の絆、またSNSによる効果的な情報発信やクラウドファンディングの活用など、時代の流れを捉えた新しい手法で「関係人口」の拡大にチャレンジする取り組みは、今後の地域づくりを考える上で大きな可能性を感じます。

八女市では、「市民との協働によるまちづくり」を推進しており、市内21のまちづくり団体に対する運営支援や、地域課題の解決に向けたアイデアを募集する提案事業など、様々なコミュニティ活動支援を行っています。今回の大淵区の受賞が、市内のまちづくり・NPO団体の良きモデルとなり、地域の特性を生かした創意工夫ある活動が、市内各地でさらに展開されていくことを期待しています。

過疎地域優良事例表彰の伝達式
大淵献燈祭の様子

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