南朝の歴史資産を活かしたまちづくり（令和3年10月11日更新）
こんにちは。八女市長の三田村です。
10月7日に「いわいの郷」で、「全国南朝の歴史資産等所在市町村活性化協議会」の総会が開催されました。これは、南朝ゆかりの歴史・文化的資源を持つ自治体が、交流、相互支援を行い、地域活性化を図ることを目的に設立されたもので、今回はコロナ禍でWeb開催となりましたが、多くの自治体にご参加いただき、事業計画や予算を承認するとともに意見交換を行いました。
総会の開催にあたり、本協議会の会長であり、友好交流都市協定を締結する奈良県吉野町の中井章太町長にお越しいただきました。北岡篤前町長の後任として昨年2月に就任されていましたが、コロナ禍もあり、今回初めてお会いすることができました。中井町長には、五條家の視察、また8日に矢部村で開催された「大杣公園祭」にもご参加いただきました。
この度の交流で、中井町長とは、引き続き両市町で歴史文化を中心に交流を深めながら、子どもたちの未来につながるような事業を行うこと、先人が大切に守り、継承してこられた歴史資産を次の世代につなぎ、地域振興に活かしていくことを誓い合いました。
今後、南朝協議会の構成自治体とさらに連携を深めながら、歴史文化を活かした観光ルートの開発や、将来的に南朝の歴史ドラマを作れるような事業を展開していければと考えています。ふるさとを誇りに思う心を育て、地域が持つ素晴らしい歴史文化を発信する事業に引き続き取り組んでまいります。
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