平和祈念式典(令和3年8月10日更新)

みなさん、こんにちは。八女市長の三田村です。

8月6日、星のふるさと公園平和の広場で平和祈念式典を開催しました。八女市では、星野村の故山本達雄さんが被爆地の広島から持ち帰られた「平和の火」が76年という永い年月を経た今も灯り続けており、平和への思いを次の世代につなぐ取り組みとして、毎年この式典を開催しています。

コロナ禍の中、規模を縮小しての開催となりましたが、地元の星野小、星野中学校の生徒代表の「平和の誓い」の発表、また今回は、原爆の火と平和をテーマに、全国高校弁論大会で最優秀賞を受賞された佐世保市の高校生、井本史帆さんにご参加いただき「平和の塔」の前で受賞弁論を披露してもらいました。この発表で、井本さんは「戦争の苦しみ、悲しみは今も続いています。戦争を知らない私たちは、まずは何か平和に向けた行動をしてみることが大切です」と熱く訴えられました。式典後、井本さんに採火した「平和の火」は、九州文化学園高校の平和学習の際に、全校生徒の皆さんに紹介いただくことになっています。

戦争の悲惨さを体験し、それを語ることが出来る人がますます少なくなる中で、若い世代に平和の意義、大切さをどう伝えていくのか、今後の大きな課題であると考えています。

先人の計り知れない犠牲と努力により私たちが享受している「平和」や「豊かさ」を確実に後世に引き継いでいくためにも、こうした取り組みを今後も着実に続けていかねばならないと改めて感じています。

平和記念式典での市長式辞の様子
平和記念式典全体風景
全国高校弁論大会で最優秀賞を受賞された佐世保市の井本史帆さん

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