奥八女焚火の森キャンプフィールド(令和3年4月26日更新)

皆さんこんにちは、八女市長の三田村です。

平成24年の九州北部豪雨災害で、施設の大半が流出した黒木町笠原の「きのこ村キャンプ場」が、4月24日、『奥八女焚火の森キャンプフィールド』として新しくオープンしました。「忙しい日々に焚き火を囲む、やさしい時間を」をコンセプトに、薪ストーブを持つコテージ、屋内デッキを備えたキャビン、様々なタイプのキャンプサイトを有し、「木育施設」や「八女茶カフェ」を併設したキャンプ場に生まれ変わりました。

整備にあたっては、災害の復興に向けた強い想いのもと、地元の皆さんと議論を重ね、準備を進めてまいりました。運営は、笠原地域の皆さんで構成する「奥八女自然楽校」にお願いしています。地元の良さ、資源を知り尽くした方々が、それらを活かして新たな価値を創造していく。それこそが、地域を元気にし、さらには来場する人に楽しさと感動を与えることになると考えています。

都市への人口集中が進む現代社会の中で、今、キャンプ等で自然に触れることの価値が見直されています。笠原の里山に流れるゆったりとした時間の中で、四季折々の表情を見せる自然は、人の感性を呼び覚まし、心を豊かにしてくれます。きっと家族や仲間たちと一度だけでなく、何度も訪れたくなる場所になるでしょう。

このキャンプ場が、あの未曽有の大災害を地域一丸となって乗り越えてきた笠原地域の「誇り」となり、ひいては八女市を代表する交流施設になることを心から願っています。ぜひ市民の皆様もお越しください。

焚火の森キャンプフィールド
キャンプフィールドの様子
焚火の森キャンプフィールド全景
竣工式での市長あいさつの様子

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