まちづくり団体の更なる活躍に期待(平成30年5月1日更新)
みなさん、こんにちは。八女市長の三田村です。
合併後の新市のまちづくりで、大きな目標の一つに掲げていました地域振興計画の策定が、平成29年3月、市内の21団体すべてで完了しました。
この計画は、小学校区等の区域内の行政区(自治会)や公民館、民生委員ほか様々な団体が構成員となり組織する各まちづくり団体が、自分たちの地域の理想とする将来像を描き、その実現に向けた取り組みをまとめたものです。
市内の全地区で、住民自らが計画書を策定している市町村は県内でも少ないと聞いており、大変嬉しく、そして誇りに思っています。各地域の皆様には、大変お忙しい中にご協力いただき本当にありがとうございました。
市では、まちづくり団体と行政が、地域課題を共有し対等な立場で連携する「市民との協働によるまちづくり」を推進しています。その一環として、地域振興計画に掲げた取り組みの実現を支援するため「地域づくり提案事業」を設け、平成23年度から29年度までに105事業を採択、補助金交付しています。
まちづくり団体の地域づくり活動は、この計画の全団体策定完了により新たなステージに入ったと確信しています。そこで、地方交付税の逓減が進む財政状況の厳しい中ではありますが、平成30年度は全21団体への「みずから行動するまちづくり協議会等運営交付金」を大幅に増額し、地域づくり活動を後押しします。
まちづくり団体の地域力の結集と更なるご活躍を期待しています。