仕事始め式(平成29年1月5日更新）

明けましておめでとうございます。八女市長の三田村です。今年の年末年始は好天に恵まれ、皆さまにおかれましては、ご家族お揃いで健やかに新年をお迎えになられたことと心からお喜び申し上げます。

さて、昨日市役所で仕事始め式を行いました。新しい年を迎え、職員に向けた訓示の内容をこのブログでも少し紹介します。

年末に平成28年の10大ニュースを発表しましたが、振り返ると様々な事業を順調に推進、完成させることができたと考えています。これも職員の皆さん方が心を一つにして努力し、取り組んでいただいた成果であると大変感謝しています。今後も「安心づくり」、「仕事づくり」、「ひとづくり」、「八女らしさ」という4つの基本の柱をもとに、皆さんと手を携え、しっかり絆を保ちながら施策を展開していく所存です。さらに先祖代々育んでいただいた「八女の恵み」を生かして、現状維持に満足することなく、一歩一歩次世代に向けた取り組みを進めていきたいと考えています。

そのためには、この厳しい社会環境の中で、「第4次八女市総合計画・後期基本計画」、「八女市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を着実に実施していかねばなりません。人口減少、子育ての問題、中山間地・過疎地の疲弊や行政サービスの機能低下など、様々な課題が山積しています。しかし、これらは短期間で解決できる、すぐに結果を出せるような簡単な問題ではありません。私たちの現在の努力の結果が、3年後、5年後、10年後に出てくれば良いのではないかと考えています。その面ではあまり神経質にならずに、市民の目線で、市民の立場に立ち、市民生活を守っていくよう努力を重ねていくことが何よりも大切です。職員の皆さんには、そういう意識で、あせらずにじっくりと将来のことを見据えながら職務にあたっていただきたいと思っています。

ご承知の通り12月に中園副市長、鎌田副市長が就任されました。新しい体制で今後もしっかりと行政運営を行っていかねばならないと考えています。今年一年、市民、職員の皆さんが、健康で心豊かに暮らせること、そして八女市がますます発展することを心から祈念して私の年頭のあいさつといたします。一年間どうぞよろしくお願いいたします。