熊本地震への支援(2016年4月25日更新)

熊本県等での一連の地震発生から10日あまりがたちました。日を追うごとに地震による人的被害、住宅や建物、道路等のインフラ被害の全貌が明らかになってきており、その甚大な被害の状況がこの地震の規模の大きさをあらわしています。報道では、24日時点で6万人を超える方々が避難生活を続けておられる状況であり、避難の長期化を見据えたうえで、官民が協力して救援活動を一段と強めていくべきだと考えています。

地震発生以降、八女市ではいち早く募金活動、支援物資の収集・搬送に取り組みました。支援物資については、各種団体やボランティアの皆さんと連携し、これまでに熊本市、菊池市、南小国町、高森町などに送り届けています。

また、人的支援の第一弾として22日から28日にかけて避難所運営経験がある職員6名を熊本県益城町に派遣し、人手が不足している避難所の運営支援を行っています。私も24日に益城町災害対策本部へ出向き、西村博則町長から被害状況や現地での課題など、生の声をお聞きし、今後の支援について協議をさせていただきました。

その他にも市営住宅への一時入居等による住宅支援、入浴施設の無料開放、小中学校への受け入れ、ごみ・し尿処理の協力等、これから被災地の状況を見ながらできる限りの支援を行ってまいります。

また、今回の地震で全面通行止めとなっていた矢部地区の国道442号については、国県等、関係機関の迅速なご尽力により本日25日の午前7時より片側通行を開始しました。昨日、小川洋福岡県知事に現地入りしていただき、今後の対応についても協議いただいたところです。今後も関係機関の協力を得ながら早期の完全復旧に向けて努力してまいります。

八女市は平成24年の九州北部豪雨で被災した際に全国から多大なる支援をいただきました。そのご恩返しの意味でも、この時こそ私たちが全力で被災された方々を支援しなければなりません。復旧支援については、長期的な視点で支援の輪を広げながら、市民の皆さんと一体となって取り組んでまいる所存です。

支援物資の積み込み
被災地へ職員6名を派遣
益城町長との面談
福岡県知事と矢部村国道442号を現地調査

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