八女市定住自立圏共生ビジョンを策定しました。

定住自立圏構想とは

 定住自立圏構想とは、通勤や通学、買い物などの日常の生活範囲をひとつのエリアとして捉えて、病院や学校などのような都市機能が充実している地域や、自然環境などの優れた住生活環境を備える地域などが、それぞれの地域の特徴を生かして、一定の役割分担のうえで、協調・協力して、自立した暮らしやすい生活圏を実現しようとするものです。

 この構想の推進により、安心して暮らし続けることのできる圏域が実現すれば、人口流出の抑止などに大きな効果が期待できます。

共生ビジョンとは

 八女市は合併前の旧黒木町や旧立花町、旧矢部村、旧星野村との間でそれぞれ「定住自立圏形成協定」を締結していましたが、平成22年2月の1市2町2村の合併により“新八女市"となったため、新たに「八女市定住自立圏形成方針」を策定しました。
 共生ビジョンでは、上記の「八女市定住自立圏形成方針」に基づき、めざすべき圏域の将来像を「地域の暮らしが輝く、八女共生・交流ネットワークの構築」としたうえで、公共交通対策や情報通信基盤の整備など、その実現に必要な具体的取り組みをまとめています。

定住自立圏構想

策定までの経過

  • 平成21年 4月 八女市が中心市宣言を公表
  • 平成21年12月 八女市と旧2町2村との間で定住自立圏形成に関する協定を締結
  • 平成22年 2月 八女市と旧2町2村が合併し、“新"八女市が誕生
  • 平成22年11月 定住自立圏ビジョン懇談会を開催
  • 平成22年12月 定住自立圏形成方針を策定
  • 平成22年12月 定住自立圏共生ビジョンを策定
  • 平成27年3月 第2次定住自立圏共生ビジョンを策定
  • 令和2年3月 第3次定住自立圏共生ビジョンを策定
  • 令和7年3月 第4次定住自立圏強制ビジョンを策定

ビジョンの計画期間

令和7年度から令和11年度までの5年間とします。ただし、必要に応じて毎年度所要の見直しを行います。

主な取り組み

生活機能の強化

(1)地域保健医療体制の充実
        1 健康診査(検診)事業の推進
        2 受診機会の確保
(2)福祉の充実
        1 子育て支援の充実
(3)産業の振興
        1 雇用対策
        2 農林業振興
        3 商工業振興

結びつきやネットワークの強化

(1)地域公共交通ネットワークの構築
        1 公共交通手段の確保
(2)情報格差の解消に向けたICTインフラ整備
        1 インターネット環境整備
        2 緊急情報伝達
(3)圏域内外の住民との交流・移住促進
        1 観光交流
        2 文化交流
        3 定住・移住促進

圏域マネジメント能力の強化

(1)行政人材の育成・確保
(2)地域を担う人材の育成
(3)圏域内の公共施設の集約化等

この記事に関するお問い合わせ先

企画政策課 企画政策係
〒834-8585 福岡県八女市本町647番地
電話番号:0943-24-9009
ファックス:0943-24-9221

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