高齢者の暮らしを地域全体で見守りましょう
超高齢化が進む中、八女市ではひとり暮らしの高齢者などが住み慣れた地域で安心して生活できるように、事業者や市民の皆さんと一緒に協働して、地域社会からの孤立を防ぐための取り組みを推進しています。

孤立化を防ぐ
令和元年5月1日現在の八女市の高齢化率は34.9%で、一人暮らしや高齢者のみの世帯が増えています。高齢者が社会的に孤立し、病気や怪我をしても誰にも気付いてもらえず、孤立死に至ってしまうケースも起きています。そのため、これまで地域の皆さんによる見守りや、民生委員児童委員による高齢者世帯への訪問活動、配食サービス活動などが行われてきました。今後さらに高齢化が進む中、歳をとっても安心して生活できるよう、地域の中で支え合うための仕組みづくりの充実が求められています。
事業者による見守りがスタート
市は、見守り活動がさらに広まり、誰もが安全で安心に生活できるまちづくりを推進するため、「見守りネットふくおか」の推進に取り組んでいます。その一環として、業務で個人宅を訪問している新聞販売店や郵便事業者や電力会社、宅配業者などの事業者と、見守り活動に関する協定を結んでいます。事業者の皆さんが配達などの日常業務で「郵便物がたまっている」「電気がついたままになっている」といった異変に気付いた場合、速やかに市に通報します。

ひとり暮らしの高齢者等が安心して生活するために、複数の人に協力してもらい異変等を察知した場合、市町村へ通報する活動です。福岡県全体で取り組んでいます。

異変を察知した時の通報先

異変に気付いたら市へ通報を
より多くの人が見守り活動の輪に加わることで、孤立死を防ぐことにつながります。皆さんのご協力をお願いします。