室園文書

八女市の旧家室園家に伝わり、市内に残る数少ない中世文書のひとつです。

鎌倉時代1248年に筑後国上妻庄内の土地支配権をめぐって関東御家人安倍泰房と在地御家人吉田能茂が裁判をおこし、それに対して幕府が出した判決を記したものです。

八女市に関係する地名や神社名が出てきており、中世における上妻庄の実態を知るうえで大変貴重な資料です。また、当時の地頭・惣地頭の関係が記されていて学界でも有名な文書です。

市指定有形文化財(書跡)

(写真)室園文書

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