枳殻の木
枳殻の木(ゲズのき)(カラタチのき)
杉林の中に樹齢300年とも言われるカラタチの古木が群生しています。大木3本は、幹周り最大64センチメートル、幹高最大6.5メートルあります。その周囲には落ちた種子から生えた株が8本あり、古いもので100年経っています。
枳殻(カラタチ)は、地元では「ゲズ」と呼び親しまれ、地名にもなっています。
日本でも珍しいカラタチの古木群であり、平成14年に市(当時矢部村)の天然記念物に指定されました。


カラタチ(枳殻)とは
ミカン科カラタチ属の落葉低木で、鋭い刺があり、生垣やミカン栽培時の台木として利用される。病気に強い等の利点があるが、寿命が短いという欠点もある。果実は枳実(きじつ)と呼ばれる生薬であり、健胃作用等があるとされる。オレンジとカラタチの細胞融合による雑種にオレタチがある。
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