定例記者会見の内容(令和2年3月)

令和2年3月の定例記者会見の内容を報告します。

  • 日時 2月25日(火曜日)午後1時30分~
  • 会場 205会議室
  • 八女市の出席者 市長、副市長、教育長、各部長、担当課長等

1.市長あいさつ

日頃から報道各社の皆さま方にはご協力いただき、ありがとうございます。
各地で例年より早く春の訪れが見えてきましたが、昨今の気温差で体温調整が難しい日が続いております。

また、新型コロナウイルス感染者が九州でも確認され、拡大が懸念されています。全国各地でイベントなどが中止または延期されていますが、前回報告しました来月東京で開催予定の「第14回全国玉露のうまい淹れ方コンテスト」も中止する判断をいたしました。今後は国、県などの情報を収集しながら事態に備えるよう準備をしているところであります。皆さまにおかれましても体調管理にくれぐれもお気をつけていただきますようよろしくお願いします。

今月1日に開催しました合併10周年記念式典には、市内外からご来賓はじめ多数の方々に参加いただき盛会に終えることができました。改めて市民の皆さまと思いを1つにした式典となりました。本年は合併10周年記念事業として、文芸評論家の山本健吉氏と縁の深い、さだまさしさんに八女市に来ていただく予定です。そのほかにも、福岡市での観光物産展の開催や、ダニエル井上さんの胸像の制作など、さまざまなイベントを実施していきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いします。

15日には東京で開催されました、八女の食材や観光をPRする「八女産品東京プロモーション事業(八女フェアin福扇華)」に参加しました。首都圏において「食」をはじめ、観光、伝統産業など八女の魅力の総合的な発信と八女市の知名度向上と、今後八女ブランドのイメージ向上に期待しています。

これからも「やべ春まつり」、「桜と石橋まつり」、「八女黒木大藤まつり」と八女の自然の恵みを満喫していただくイベントが次々と開催されますので、皆さまの情報発信の程よろしくお願いします。

定例市議会が2月26日から3月18日までの会期で行われます。今回の議案は、41件です。
今議会で提案する、令和2年度八女市一般会計予算についての基本的な考え方ですが、本市は自主財源比率が低く、地方交付税等の依存財源に頼らざるを得ない状況は今後も続くと思われ、普通交付税は合併算定替の逓減により大幅な減額が予想されます。来るべき10年後、20年後のまちの姿を見据え、最終年度となる第4次八女市総合計画・後期基本計画の基本目標を柱として、各重点事業を着実に推進するとともに、八女市まち・ひと・しごと総合戦略に掲げる事業をより効果的に推進し人口減少対策に努めてまいります。
ただし、限られた財源の中で施策を重点化し効率的に事業を推進するため、職員自らが主体的に事業の優先度を考え、徹底した無駄の排除を行うとともに、施策と施策、事業と事業を互いに連携させその効果を更に高めていく所存です。

記者会見の様子

2.報告事項

(1)令和2年第1回(3月)八女市議会定例会

会期:2月26日(水曜日)から3月18日(水曜日)

(2)新型コロナウイルス感染症対策本部の設置について

新型コロナウイルス感染症対策本部については国内でも感染が拡大していること、県内においても感染者が発生した状況を踏まえ、本日付けで市長をトップに「八女市新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置した。情報共有および連絡調整、感染症対策に関する重要な事項の検討を行っていく。
本日の第1回会議では、市民への的確かつ迅速な情報提供を行うこと、関係各課が連携し、感染拡大の防止に努めていくことを確認した。県が1月30日に対策本部を設置したことにより、本市でも2月3日に庁議のメンバーによる連絡会議を設置し、2回の会議を行った。正確な情報の共有、予防対策として市庁舎内の窓口に消毒剤を配置、市民への周知とし、手洗い、マスクの着用等についてHPへの掲載、FM八女等で周知を行った。また、回覧板でも周知を行う。
今後、国・県の方針に基づき、さらなる対応をすることにより、市民の命を守る取り組みとなるよう推進していく。

(3)令和2年度八女市機構改革について

(4)八女市立矢部清流学園開校式について

(5)イベント等について

なお、イベントは中止となる場合がありますので、お出かけになる前に主催者等にご確認ください。

3.質疑応答

質問)ゴミ出し支援事業とはどういうものか
回答) 高齢者や障がい者など、家から収集所へのゴミ出しが困難な状況にある世帯が、必要な支援を受けられる取り組みを推進するもの。まずは、ニーズや実態の調査をすすめていく。

質問)地方創生移住支援事業の概要は
回答) 地方創生交付金を活用して東京圏から八女市への移住・定住を促進するもの。東京23区在住または通勤している人が、福岡県のマッチングサイトを介して八女市に移住し就業、起業をした場合に1世帯100万円の移住支援金を交付する。

質問)機構改革に伴い窓口サービス係が新設されるが、具体的にどのようになるのか
回答) 住民票や戸籍、国民健康保険、所得証明書、納税証明書などの複数課にまたがっていた発行業務を1つの窓口で完了するようにしていく。

4.次回予定

・日時 4月6日(月曜日)午後1時30分~
・会場 205会議室
 

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