八女茶発祥の地「霊巌寺」

応永年間、栄林周瑞禅師発願による霊巌寺は臨済宗妙心寺派の禅寺で、深山幽谷、数多くの奇岩のそびえたつ霊地です。

古くは修験道、山伏道とも、人々の修験道場であったとも言われています。 南北朝時代、南朝の天皇方は吉野山の修験を頼りとされ、吉野を根拠に60年間の長い間、北朝との抗争を続けました。

奥八女の霊巌寺も同様、寺内に現存する正規型宝篋印塔2基を証拠として、南朝の隠密基地の役割をもっていたとも伝えられています。 また、明国から持ち帰った茶の実を植栽し、栽培と製茶の指導を始めたことから「八女茶発祥の地」と伝えられており、八十八夜には周瑞禅師を偲ぶ献茶祭が執り行われています。

霊巌寺 紅葉
奇岩

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