定例記者会見の内容(令和2年7月)

令和2年7月の定例記者会見の内容を報告します。

  • 日時 6月25日(木曜日)午後1時30分~
  • 会場 205会議室
  • 八女市の出席者 市長、副市長、教育長、各部長、担当課長等

1.市長あいさつ

新型コロナウイルスの感染拡大が、私たちの社会にさまざまな影響を及ぼしているところですが、国は緊急事態宣言解除後、段階的に社会経済の活動レベルを引き上げるとし、6月19日には、県境をまたぐ移動の自粛が解除されました。一方、全国的には感染者が発生し続けていることから、感染の第2波を警戒する必要があります。八女市では、市民の皆さまのご協力もあり、幸い一人の感染者も発生することなく、今日に至っておりますが、感染者の有無にかかわらず、引き続き感染防止対策に取り組むとともに、国・県の施策を迅速に実行し、併せて市独自のさまざまな支援策にしっかりと取り組んでいきたいと考えております。これらの支援策については、これまで第1弾および第2弾に取り組んできましたが、さらに支援の対象を拡大し、市民生活の安定を図るため、今回、第3弾の支援策を策定しましたので、ご報告します。

最初に八女市の独自施策についてです。まず、事業者に対する支援策ですが、家賃助成として1事業者につき4万円を交付するがんばるバイ八女事業所家賃支援金、市内の交通事業者に車両の乗車定員数に応じた支援金を交付するがんばるバイ八女交通事業者支援金、さらに市内の小規模事業主や中小事業主を対象とした雇用調整助成金等相談事業に取り組みます。
次に医療・福祉施設に対する支援策です。病院の病床数又は診療所、薬局の区分に応じて支援金を交付する医療機関新型コロナウイルス感染症拡大防止対策支援金、障がい者施設等および高齢者福祉施設等のサービス内容・規模に応じて10万円から30万円を交付する障がい者(児)施設等新型コロナウイルス感染症拡大防止対策支援金事業、高齢者福祉施設等新型コロナウイルス感染症拡大防止対策支援金に取り組みます。
また、低所得の子育て世帯に対する支援策としまして、1世帯当たり3万円を交付するひとり親家庭応援金、準要保護児童生徒に対する小中学校の臨時休業及び夏季休業短縮に伴う就学援助に取り組みます。
さらに、避難所における感染症対策として、防災備蓄品の追加配備を行うほか、八女市立学校の夏季休業短縮に伴う運営のため、会計年度任用職員の報酬について増額します。
これら市独自の施策については約1億9,017万円の事業費となり、既に取り組んでいる施策と合わせると約10億7,806万円の事業費となります。

次に、国県補助事業についてです。児童1人目5万円、2人目以降は3万円を交付するひとり親世帯臨時特別給付金、子育て支援事業従事者に対するマスク、消毒液、体温計などの衛生用品の配布、八女市民会館および岩戸山歴史文化交流館へのサーマルカメラの設置に取り組みます。
これら国県補助事業については、約8,147万円の事業費となり、既に取り組んでいる施策と合わせますと約68億8,105万円の事業費となります。

以上、ご説明した支援策については7月1日開催予定の臨時議会に補正予算を提出し、議会の理解を得ながら進めていきます。
各施策の詳細につきましては、この後、担当課長より説明させていただきますが、市としては、引き続き国・県の支援策と併せ、財政調整基金の活用等、可能な限りの財源確保に努め、新型コロナウイルス感染症対策に全庁一丸となってしっかりと取り組んでいきたいと考えております。

さて、もうすぐ7月に入り、梅雨が本格化し豪雨による土砂災害等が懸念されますが、災害対応に万全を期すとともに、避難所の増設や、マスク、消毒剤などの防災備蓄品の配備など、感染症対策に配慮した備えについて、引き続き取り組んでいきたいと考えております。

記者会見の様子

2.報告事項

(1)八女市新型コロナウイルス感染症総合対策 緊急支援策第3弾

(2)県道八女香春線(星野村長尾地区)災害復旧工事個所の片側交互通行開始について

(3)八女市イベント情報(7月)

2.質疑応答

質問)準要保護児童生徒就学援助について想定している人数は。
回答)小学校440人、中学校245人を想定している。

質問)今回の支援の趣旨は。
回答)被害が甚大な商工業、農林漁業のほかに、さまざまな意見の中からできる限り市民に寄り添った細やかな支援を行うものである。

4.次回予定

・日時 7月28日(火曜日) 午後1時30分~
・会場 205会議室
 

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