命を守る備えを(令和2年7月17日更新)

皆さんこんにちは、八女市長の三田村です。

この度の7月の豪雨では、九州を中心に各地で大雨特別警報が発令され、河川の氾濫、土砂災害等、甚大な被害をもたらしました。災害で犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々が一日も早く平穏な日常を取り戻されることを心から願っています。

八女市内でも住宅の倒壊や浸水、道路、河川の損壊など、多くの被害が発生しました。市では被災された皆様に寄り添いながら、早期の復旧に向けた取り組みに全力を尽くし、さらなる防災対策の強化を図ってまいります。

近年、毎年のように繰り返される甚大な風水害は、「気候危機」ともいえる状況であり、「数十年に一度」や「かつて経験したことのない」と表現される大雨が頻発するようになりました。これまでの防災の常識が通用しなくなりつつあるのかもしれません。

あわせてコロナ禍の中、避難所における感染症対策も新たな課題です。避難所を増やすなど、密を避ける取り組みも進めていますが、安全が確保される場合には、自宅や親戚、知人宅への避難についてもご家庭や地域で検討していただきますようお願いいたします。

私たちは平成24年の豪雨災害を経験し、長い年月をかけ復旧・復興に取り組み、それを乗り越えてまいりました。失った数々のものと引き換えに多くを学び、それが市民の皆様の防災意識の高さにつながっていると感じています。この度の豪雨を、自身と大切な人の命を守る備えについて改めて考える機会にしたいと考えています。

命を守る備えを

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