道の駅「たちばな」（2016年10月27日更新）

みなさん、こんにちは。八女市長の三田村です。

ほとんどの地域で稲刈りも終わり、町中でもキンモクセイの柔らかい香りが漂う季節になりました。澄みきった空が高く、ようやく秋が深まって来たことを実感しています。今後、市内でも秋のイベントが目白押しです。ぜひ皆さんでお出かけください。

さて、10月23日に道の駅「たちばな」第三駐車場利用開始式を行いました。道の駅「たちばな」は、平成17年2月のオープン以来、市内外を問わず多くの方々にご来場いただき、現在では、年間約100万人の来場者がある人気の施設です。平成23年には、直売所甲子園2011で優勝し、農林水産大臣賞受賞、平成28年1月には国土交通省より「重点道の駅」に選定されるなど、高齢化や後継者不足で悩む中山間地にありながらも、今後に向け多くの注目と期待を受けている施設です。

今回、念願であった第三駐車場整備により、新たに28台（大型2台、普通車26台）の駐車スペースが新設されました。これにより一層施設の満足度が向上し、本施設がさらに大きく飛躍するきっかけになるのではないかと考えています。

道の駅「たちばな」の魅力は、地元農家の皆さんが、直接運営に参画し、地元八女産の農産物、農産加工品を販売するこだわり、新しい商品開発、消費者との交流活動など、根強いファン、リピーターを獲得する努力を地道に重ねてこられたことにあると思います。これらの取り組みが、地域産業や他の地域団体に与える影響は計り知れません。これからも地産地消、6次産業化等の推進を通して、地域づくりの先導的な役割を果たし、私たちのふるさとに夢と希望、そして新しい風を吹き込んでくれると期待しています。