熊本地震の義援金(2016年7月14日更新)

みなさん、こんにちは。八女市長の三田村です。

平成24年7月14日におきた九州北部豪雨災害から4年の歳月が過ぎました。その間、復旧・復興を最優先課題として、市民の皆さんとともに一丸となって各種の復旧事業に取り組んでまいりました。国や県、他自治体等のご協力により、これらの事業もおおむね順調に進み、国の認定を受けた1136か所につきましては県の河川事業を除き完了いたしました。さらに市単独で行う70か所については来年度までの完成に向け、土木災害復旧室を中心にしっかりと取り組んでまいります。

さて、熊本県や大分県を中心に発生した地震から3か月が過ぎました。追い討ちをかけるような梅雨前線の影響による土砂災害や河川氾濫の報道を見ると、4年前の今日のことを思い出します。頻度は減ったもののまだ余震も続いており、さらに大雨に伴う災害も懸念されるところです。

先日は、市民、企業、各団体のみなさまからお寄せいただいた約460万円の義援金を熊本県、熊本市、益城町の3つの自治体にお届けいたしました。また、6月議会で補正予算として承認いただいた義援金1千万円を、日本赤十字社福岡県支部を通じて被災地へお届けいたしました。それぞれの首長さん方から被災地の現状についてお聞きしましたが、住まいの確保や、インフラの復旧、雇用・経済活動の問題など、様々な課題が山積しており、やはり復興へむけては長い道のりとなりそうです。

現段階では、罹災証明発行のための家屋調査や土木災害復旧の技術職員等の人材が特に不足しているようです。八女市もこれまで様々な分野で人的・物的支援を行ってきましたが、今後も被災されたみなさんが一日でも早く生活再建できるよう、必要とされる分野を見極めながらできる限りの支援を行ってまいります。

会合などの折にいつも申しておりますが、八女市は九州北部豪雨災害の際に、全国の自治体や、NPO、民間ボランティアの皆さまから多大なる支援をいただき、復興にむけて取り組んでまいりました。この恩返しをするためにも、微力であるかもしれませんが、市民の皆さまとともに被災地に対する息の長い支援を継続していきたいと考えています。

 

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