青森県市町村長トップセミナー防災講演(2015年7月14日更新)

みなさん、こんにちは。八女市長の三田村です。

真夏の到来を間近に控えていますが、まだまだ雨が続きます。梅雨末期の大雨への警戒を忘れることなく、気を引き締めていきたいところです。

先日(7月6日)、青森市で開催された「青森県市町村長トップセミナー(防災危機管理ラボ)」で講演を行いました。これは、消防庁、青森県、一般財団法人消防科学総合センターが主催する青森県内の市町村長等を対象とした研修会で、九州北部豪雨の災害対応について講演をして欲しいとの依頼を受け出席したものです。

講演では、当時の災害状況にあわせて、救助活動や行政の災害対応、関係機関の連携、復旧事業、被災者支援の取り組みなどについて、体験談を交えながらお話させていただきました。

近年、異常気象に伴う大雨や台風、地震、火山噴火など、甚大な被害を及ぼす自然災害が全国各地で毎年のように発生しており、いつどこで災害に見舞われるか予測がつかない状況です。万が一被災した際にどのように対応するのか、誰もが考えておく必要があります。出席された青森県内の市町村長の皆さんも熱心かつ真剣に講演を聞いていただき、講演後の質疑応答も熱が入ったものになりました。

さて、九州北部豪雨から3年が経ちました。復旧事業もおおむね順調に進捗し、5月末時点で国の激甚災害認定を受けた1136箇所全ての契約を終え、その完成率は75.8%となっています。関係機関の協力を得ながら引き続き全職員一丸となってしっかりと復旧・復興に取り組んでまいります。

災害を契機に、市民の皆さんの間に「自分たちの地域は自分たちで守る」という積極的な防災意識が生まれてきているのを感じます。今回の講演でもそのことを紹介させていただきました。市民一人ひとりの日頃の自助努力と行政の施策とを上手く噛み合わせながら、今後も災害に強い、安心して暮らせるまちづくりを進めていきたいと考えています。

講演会の様子
講演会の様子2
復興に向けて

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