八女オルレ誕生(2014年11月13日更新)
みなさんこんにちは。八女市長の三田村です。
すっかり過ごしやすい季節になりました。秋の実りもとても美味しく、体重計の目盛りが気になる今日この頃です。
さて先日、大韓民国福岡総領事館のお招きで韓国済州島に出かけてきました。“韓国のハワイ”と呼ばれ、国際的な観光地として有名な場所ですが、実際に訪れてみると多くの観光客でにぎわう大きな都市でした。あらためて観光産業のパワーを感じています。
この済州島で“オルレ”と呼ばれる10キロメートル程度のコースを歩くスポーツが生まれました。本格的な登山とは異なり、景色のよい小さな道を自分のペースで歩きます。健康志向の高まりもあって、韓国では大変人気のあるレジャーです。
このオルレコースの姉妹版の整備が九州でも進んでいて、すでに平戸や天草、九重、高千穂などの12コースが認定されています。このたび、市の茶畑や古墳群を歩くコースが別府市などとともに認定を受けたことから、ごあいさつも兼ねて現地の副知事をはじめとするオルレ関係者との交流事業に参加してきました。
自然を楽しむ観光メニューは、私たちの地域が得意とするところで、この魅力に歴史や文化、食などで厚みを加えれば、必ずや旅行者にも楽しんでいただけると思います。12月6日には、“八女オルレコース”のスタート地点である山内の山の井公園でオープニングセレモニーを予定していますので、ぜひ多くの方々に参加していただきたいと思います。