奈良県吉野町を訪ねて(2013年6月3日更新)

みなさんこんにちは。八女市長の三田村です。

梅雨の季節に入りました。農作物などの植物には欠かせない貴重な雨ですが、昨年の豪雨災害の爪痕も残る現状からすると今年の梅雨には「ほどほどの雨量」を願わざるを得ません。

さて、先週の5月27日から29日まで奈良県吉野町を訪問し、北岡町長にもごあいさつをさせていただきました。吉野町は奈良県の中央に位置し、桜で有名な吉野山があり、南北朝時代には後醍醐天皇が朝廷を置き、南朝の拠点となったところです。

南北朝時代には、八女も南朝側の重要な拠点となり、後醍醐天皇の皇子懐良親王及び後村上天皇の皇子良成親王が九州制圧の戦いを繰り広げています。市内矢部村には良成親王の大杣御陵墓や星野村の大円寺、黒木町の五条御旗祭りのように南朝ゆかりの国指定史跡や文化財等が残っています。その意味で吉野町と八女市とは歴史的な深いつながりを持っています。

ほかにも両都市には美しい自然や景観、優良な森林材の産出などの共通点があります。このような都市がそれぞれの特性を活かしながら交流を進めることは、互いに様々な分野でよい効果を得ることができるのではないかと期待しています。今後、歴史文化交流都市締結に向けて努力してまいります。

北岡町長と
後醍醐天皇御陵

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