子育て支援(2013年11月25日更新)

みなさんこんにちは。八女市長の三田村です。

めっきり寒くなりました。ついこの間まで残暑の長さに辟易としていたような気がしますが、秋は駆け足で過ぎてしまったようです。これから本格的な冬にかけて、インフルエンザなどの流行も予想されますので、体調管理には十分お気をつけください。

さて先日、「子育て支援」をテーマに市民のみなさんとの市長懇談会を開催しました。平日夜間の設定にもかかわらず、子育て中の方や幼稚園や保育園の関係者、民生委員の方々など各方面から参加していただき、熱心な意見交換をさせていただきました。現場のみなさんの「生の声」に触れる貴重な機会となりました。

子育て支援については、少子化対策はもちろんのこと人口減少に悩んでいる本市としては定住環境の充実策としてトップランクの政策テーマに位置付けています。具体的な事業としては、「やめっ子夢祝金事業」」などの出産支援を始めとして、「病児・病後児保育」や「乳児家庭全戸訪問事業」、「ファミリー・サポート・センター事業」などの子育ち支援まで多彩な支援メニューを用意しています。

会場では、親の視点や施設を経営する立場、あるいは地域から貴重な意見をいただきました。そこには、育児サークルの運営の難しさや保育関係職員の待遇の問題、または保育時間の延長や公園などの遊び場の確保などの要望がありました。まだまだ、子育てを取り巻く課題は少なくないようです。私たち行政の責任はもちろんですが、今後はボランティアや企業、商店などの地域のみなさんの協力もお願いしながら、「子育てしやすい、暮らしやすい八女市」の実現に向けて努力していきたいと考えています。