簡易水道事業(旧黒木地区・旧星野地区)は水道事業に統合しました。

八女市簡易水道事業は、国の方針に従い、令和2年4月1日から水道事業に統合しました。

この統合は、平成19年度の国の簡易水道補助金制度見直しに伴うもので、八女市の場合、黒木地区簡易水道及び星野地区簡易水道が対象です。

今回の統合は、各施設を管路でつなぐ施設統合ではなく、会計上の統合である経営統合です。

市内の水道料金を統一します。

この経営統合に伴い、旧簡易水道地区の料金につきましても、水道料金に統一します。

料金の統一につきましては、令和2年度から令和4年度までの3年間は経過措置を講じ、令和5年度から水道料金と完全統一とします。

水道事業に統合するとこのようなメリットがあります。

人口減少問題、施設の点在による維持管理経費の高騰などの問題を緩和し、水道事業がすでに適用している地方公営企業法を同じく適用することにより、財務諸表を作成及び公表することで、経営状況の明確化を図ることができます。

財政状況や経営成績を分析することで、長期的な経営計画の策定に必要な情報を得ることができ、経営基盤の強化や財政マネジメントの向上を図ることができます。

適正な財産管理を行うことで、施設の老朽化の状態を明確に把握できます。