鶴見山古墳

豊福地区に所在する、全長104メートル前後、墳丘長約87.5メートルの前方後円墳です。 昭和61年、平成15年〜17年に発掘調査が行われ、埴輪や須恵器などの遺物が多量に出土しました。中でも平成17年の調査では、前方部の周溝内からほぼ完全な武装石人が出土しており、現在、国指定の重要文化財になっています。

出土品から6世紀中頃の築造と考えられ、岩戸山古墳の築造者「筑紫君 磐井」の次世代の人物と思われ、石人を有していることから、磐井直系の人物が葬られていると考えられます。

(写真)鶴見山古墳(つるみやま)

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