伝統工芸

(写真)伝統工芸

八女福島仏壇(国指定伝統的工芸品)

(写真)仏壇

古くから、信仰心の厚い土地柄だった八女には、伝統あるお寺が多く残り、文政4年(1821年)に八女福島で仏壇づくりが始まりました。漆塗りと金箔を施した格調高い仏壇は、細部にまで芸術性と機能美を兼ね備えた手づくりの伝統技法が光ります。

また、九州仏壇の源流でもあり「八女伝統工芸館」には技術の粋を集めた日本一の大型仏壇も展示されています。

八女提灯(国指定伝統的工芸品)

(写真)提灯

全国一の生産量を誇る八女提灯は文化13年(1816年)頃、福島町で作られたものが始まりとされ、その後改良され薄紙の八女手すき和紙を使い内部が透けるようにして花鳥などを描いた涼み提灯として名声を博しました。

大正時代以降は八女提灯独特の盆提灯が主流となり、現在では盆提灯のほか祭礼用や宣伝用の提灯なども生産。

八女手すき和紙(福岡県指定特産工芸品)

(写真)八女和紙

矢部川の清流を利用し、繊維の長いコウゾやミツマタなどを原料にした手すき和紙。

引きが強く、腰が強いのが特徴で版画家・棟方志功も愛用した手すき和紙は福岡県特産工芸品に指定されています。

八女石灯籠(福岡県指定特産工芸品)

(写真)八女石燈籠

阿蘇火山帯の凝灰岩を素材として、江戸時代に製造が始まりました。

伝統的な技術技法を受け継いだ素朴さと優雅な形が多くの人を魅了し、古くから伝わる意匠から現代のセンスを取り入れたデザインまで用途に合わせた作品揃いの八女石灯籠は福岡県特産工芸品に指定されています。

また、「八女伝統工芸館」入口には、中を人が通ることのできる日本最大の石灯籠があります。

八女和ごま(福岡県指定特産工芸品)

(写真)和こま

平安時代以前に中国から伝来したと言われる独楽は、肥前を経由して八女に伝わり、現在まで受け継がれてきました。

玩具はもちろん、縁起物や贈答品としてもよろこばれている八女和ごまは福岡県特産工芸品に指定されています。

八女矢(福岡県指定特産工芸品)

(写真)八女矢

有馬藩お抱えの矢師が居を構えたのを初めに、伝統技術が伝わりました。

矢飛びの良さと美しさで全国的にも有名な八女矢は福岡県特産工芸品に指定されています。

竹細工(福岡県指定特産工芸品)

(写真)竹細工

八女の伝統的な竹編みの技法から生み出される多彩な竹細工は、八女地方特産の良質のマダケを使って農業用具や生活用具を作ったものでその種類は代表的なものだけでも120種におよぶといわれ、竹編組見本に示されています。

(写真)桶

すし桶・おひつ・風呂桶など、地元産の木材から生み出される伝統の手づくり桶。

今では九州でも見られなくなった手づくりの技が息づいています。

伝統工芸に関するお問合せは

八女伝統工芸館(電話番号0943−22−3131)へ
八女伝統工芸館のホームページは下記リンクをご覧ください。

星野民藝

樹齢数百年の良質な古桜から作られる、温もりと丈夫さを兼ね備えた民芸家具。それは長く使うほど人の肌になじみ、暮らしの中で再び年を重ねていきます。星野民藝の家具は、伝統のよさを独創的なデザインで現代に蘇らせ、木のある暮らしのすばらしさを伝えます。

源太窯

長い間途絶えていた星野焼を再興した源太窯。古い民家を移築した工房で、天体をイメージした作品や生活に生きる器を作っています。

錠光窯

平和の火を窯の火にして開窯。星野の土に、耳納の茅、茶、銀杏、楓、栗などの灰を釉薬として使ったオリジナリティに富んだ作品に力を入れています。

十篭窯

古陶や茶壺にヒントを得た、櫛目や象嵌(ぞうがん)模様が特徴的な焼き物です。夕日焼きと呼ばれる赤い器は、変化に富んだ色合いが楽しめます

この記事に関するお問い合わせ先

商工振興課 商工振興係
〒834-8585 福岡県八女市本町647番地
電話番号:0943-24-9177
ファックス:0943-24-8003

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