折り紙でひな人形を作りました【2/10開催分】

和紙千代紙のおひな様

手作りのひな人形

3月3日のひな祭りの前に、和紙千代紙でひな人形を作るイベントを開催しました。

 

最初に、ひな人形を折る千代紙選び。

色々な柄の千代紙の中から、自分の好きな柄を選びます。

和紙千代紙
さげもんの材料

材料が揃ったら折り紙教室スタート!

折り方は、資料を配布して、前での指導も行いましたが、

細かい指導はボランティアさんに協力をお願いしました。

ボランティアさんに教わりながら
作業風景

ボランティアさんに教わりながら折ったり

折り方を見ながら

折り方の資料を見ながら折ったり

お喋りしながら
和やかに

お友達やボランティアさんとお喋りしながら、楽しく、和やかに折り紙を楽しまれていました。

作業風景2

真剣な表情で折られる方も。

完成したおひな様

完成したひな人形。

みなさん無事に完成され、笑顔が見られました。

 

さげもん

さげもんも沢山作ってもらいました。

さげもんには、それぞれに意味があり、

お花は「花のように可愛く育ちますように」

金魚は「華麗にみずみずしく、悠々と人生を渡れますように」

との願いが込められています。

完成したひな人形を手に

記念写真

せっかくなので、ひな祭りの由来を少し

ひな祭りは桃の節句とも呼ばれ、

女の子の健やかな成長と幸せを願って、

雛人形を飾り、菱餅やひなあられ、白酒などをお供えします。

 

では、なぜひな祭りをするようになったのでしょう?

 

ひな祭りの起源は中国の五節句とされていて、

それが遣唐使によって日本に伝えられました。

当時のひな祭りは貴族の行事で、

曲水の宴を催したり、

人形に厄を移して川や海へ流したりしていたようです。

 

曲水の宴は、現在でも3月の最初の日曜に太宰府天満宮で催されています。

 

やがてこれが武家社会に広がり、

江戸時代に入って一般の人々に広まっていきました。

 

ひな人形も、人形作りの技術が発展するにつれ、

流すものから飾るものへと変化し、

ひな壇の前でひな祭りを楽しむ今の形になりました。

 

中国に起源があるひな祭りですが、

日本で広まっていく中で、日本古来の風習と合わさったり、

時代の流れで変化したりして、今につながっています。

 

ひな祭りの形は変わっても、

子どもの幸せと健やかな成長を願う想いは変わらなかったようです。

岩戸山歴史文化交流館いわいの郷では、今後も様々な体験イベントを予定しており、皆様のご参加をお待ちしております。

詳しい内容などは、いわいの郷までお問い合わせください。

この記事に関するお問い合わせ先

八女市岩戸山歴史文化交流館 いわいの郷
(文化振興課 歴史文化交流館係)
〒834-0006 福岡県八女市吉田1562番地1
電話番号:0943-24-3200
ファックス:0943-24-3210

お問い合わせはこちら